女優の麻生久美子さんが30日、東京都内で行われた俳優の安田顕さんが主演する映画「俳優 亀岡拓次」(横浜聡子監督)の初日舞台あいさつに登場。ノースリーブの黒のワンピースにショートブーツという姿で登場した麻生さんは、冒頭のあいさつで「本日はお忙しい中、初日……? 初日……?」とコメントの途中でつっかえ、「今日はちょっとボケボケしていて……」と苦笑していた。
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映画は、安田さん演じる37歳独身で脇役が多い俳優・亀岡拓次が、ロケ先の長野県諏訪市で入った居酒屋「ムロタ」で、麻生さん演じる若女将の安曇と出会い恋をする。亀岡は撮影のため東京都内から地方まで忙しく飛び回る日々を送る中、自身が心酔する世界的巨匠のアラン・スペッソ監督の新作オーディションを受けることになり……というストーリー。染谷将太さん、工藤夕貴さん、三田佳子さん、山崎努さん、新井浩文さんらも出演する。
会見には、主演の安田さん、原作者の戌井昭人さん、横浜監督も登場。初共演となった主演の安田さんの印象について、麻生さんは「撮影現場では、セットの一部のように座ってたり、休憩も動かないし置き物みたいでした」と明かし、昨年11月に行われた同映画の特別試写会や、19日に行われた完成披露試写会などで一緒に宣伝活動をしてきて、「こんなに面白い人だと思っていなかった。ギャップに驚いています」と話し、笑いを誘った。
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