女優の綾瀬はるかさんが16日、NHKの生番組「スタジオパークからこんにちは」に出演後、取材に応じた。19日にスタートするドラマ「精霊の守(も)り人」で主人公・バルサを演じ、激しいアクションに挑戦している綾瀬さんは「クランクインする前、バルサをどう演じるか悩んでいました。戦い始めると、獣のようになりふり構わず、(武器のやりで)切っていくのがバルサだと思って、『つかめた!』と感じた」と語った。
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「精霊の守り人」は、「鹿の王」で第12回本屋大賞を受賞した上橋菜穂子さんの小説「守り人」シリーズが原作。短槍(たんそう)使いの用心棒の女性・バルサと、異世界の水の精霊の卵を宿したため、命を狙われるようになった新ヨゴ皇国の皇子・チャグムとの冒険を描く。2007年には「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズなどで知られる神山健治監督によりテレビアニメ化もされた。綾瀬さん主演のドラマは“大河ファンタジー”として制作される。
綾瀬さんはバルサについて「残酷な運命を生きている女性。生きている世界が違うし、自分とは似ても似つかない」と語るなど不安もあった様子。撮影では顔に傷を付け、メークで黒く塗るなど“変身”しており「傷は好きです! 黒いメークは落とすのが大変でしたね。撮影の間は色が付いてしまうから白い服が着られませんでした」と明かした。
ドラマはシーズン1が19日スタートし、シーズン2、3が2017年から順次放送される。激しいアクションに備えて筋トレをしながら肉体改造も行った綾瀬さん。シーズン1の撮影は終わっており、筋肉は落ちているというが、シーズン2の撮影が近づいていることもあり、「筋トレは今日からスタートです。腹筋、腕立て、スクワットをして、またゴツい感じになります」と意気込んでいた。
「精霊の守り人」シーズン1は全4回で、初回はNHK総合で19日午後9時に放送。
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