報道ステーション:古舘伊知郎ラスト回は15.2%の高視聴率 青山愛&林美沙希アナも卒業

3月31日までの「報道ステーション」の公式サイト
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3月31日までの「報道ステーション」の公式サイト

 キャスターの古舘伊知郎さん最後の出演となった報道番組「報道ステーション」(テレビ朝日系、月~金曜午後9時54分)が3月31日に放送され、平均視聴率は15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが明らかになった。

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 31日の放送で、古舘さんは報道番組ならではの言い回しや表現が「窮屈になってきました」とした上で「自分なりのしゃべりや言葉で皆さんを楽しませたいという思いが強くなった」と語り、「何らかの圧力がかかってやめさせられるということでは一切ございません」と“圧力”を否定。「浪花節だよ人生は」の一節「人の情けにつかまりながら、折れた情けの枝で死ぬ」を引用し、「死んでまた再生します。ありがとうございました」と出演した12年間を締めくくった。

 また、同日の放送では気象情報を担当したテレビ朝日の林美沙希アナウンサー、スポーツを担当した青山愛アナウンサーも番組を卒業した。

 報道ステーションは、久米宏さんがキャスターを務めた「ニュースステーション」の後継番組として、2004年4月にスタート。12年間で放送3000回を超え、視聴率も平均13%を超える人気番組となった。昨年12月に古舘さんが会見し、「不自由な12年間だった」と降板を発表。政権からの圧力があったとの憶測も飛んだが、テレビ朝日の早河洋会長は29日の定例会見で、「古舘さんサイドから卒業させていただけませんかと。もう少しどうでしょうとやり取りして、(2015年)年末の会見になった」と経緯を説明し、「政権からの圧力とか、まったく関係ない。出演の終了ということに尽きる」と否定していた。

 11日の放送からテレビ朝日の富川悠太アナウンサーがメインキャスターを務める。

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