真田丸:第30回は視聴率14.5% 都知事選で45分繰り上げ放送

「真田丸」の第30回「黄昏」の一場面=NHK提供
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「真田丸」の第30回「黄昏」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演するNHK大河ドラマ「真田丸」の第30回「黄昏」が7月31日に放送され、平均視聴率は14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録した。NHK総合では東京都知事選の開票速報が午後8時から放送されたため、通常より45分繰り上げ、午後7時15分からの放送となった。BSプレミアムは通常と同じく午後6時に放送された。

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 「真田丸」の平均視聴率は、初回が19.9%で、第2回が「八重の桜」以来、3年ぶり大台乗せの20.1%を記録。その後も高視聴率を記録している。都知事選の開票速報と重なった今回は、前週の第29回(17.5%)からも3ポイント下げ、参院選の開票速報と重なったため、50分前倒しで放送された第27回(7月10日)の15.1%も下回り、ワーストを更新した。

 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、長澤まさみさんや大泉洋さん、草刈正雄さんらが出演している。

 第30回「黄昏」は、老いた秀吉(小日向文世さん)の常軌を逸した行動が続く……という展開だった。秀吉が、バテレンへの弾圧を強め、さらには再び朝鮮へ攻め込むと言い出し、秀吉に仕える信繁(堺さん)が苦悩する姿が描かれた。

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