聲の形:初週動員20万人、興収2億8300万円の好スタート

「聲の形」のビジュアル(c)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会
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「聲の形」のビジュアル(c)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

 20日に発表された17、18日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、大今良時さんのマンガが原作の劇場版アニメ「聲の形(こえのかたち)」(山田尚子監督、17日公開)が初登場で2位にランクインした。土日の2日間で動員数は約20万人、興行収入は約2億8300万円で、首位の「君の名は。」(新海誠監督)には及ばなかったものの好スタートを切った。首位の「君の名は。」は動員数が約80万人、興行収入が約10億7600万円だった。

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 「聲の形」は、聴覚障害を持つ少女・西宮硝子と、彼女へのいじめに加担していた過去を持つ少年・石田将也の孤独や絶望、愛などを描いた大今さんのマンガが原作。「別冊少年マガジン」(講談社)2011年2月号と「週刊少年マガジン」(同)13年12号に読み切りが掲載され、読者の反響や監修の全日本ろうあ連盟の後押しもあり、「週刊少年マガジン」(同)で13年8月~14年11月に連載された。

 アニメは人気アニメ「けいおん!」などの京都アニメーションが製作。女優の松岡茉優さんが小学生時代の将也の声優を務めたことも話題になったいる。

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