少年マガジン:マンガ賞を新設 マーベル作品題材のネーム募集 賞金は300万円

週刊少年マガジンの募集記事
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 「スパイダーマン」などで知られるアメリカンコミックの大手「マーベル・コミックス」の作品を題材としたマンガのネームを募集する「週刊少年マガジン」(講談社)による新しいマンガ賞「マガジン『マーベル』マンガ賞」が創設され、作品の募集がスタートした。最上位の「特選」を受賞すると連載と単行本化が確約されるほか、賞金300万円が贈られる。

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 同賞は、ウォルト・ディズニー・ジャパンの協力で実現。プロアマ問わず応募可能で、マーベルの「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「スパイダーマン」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の中からテーマを一つ選び、連載1話目を想定したマンガの下書きにあたるネームに画力が分かる原稿を添えて応募する。特別選考委員としてマンガ家の真島ヒロさんや、マーベルのC.B.セブルスキー副社長、チーフ・クリエーティブ・オフィサーのジョー・ケサダさんらが名を連ねている。

 特選を受賞した作品は「別冊少年マガジン」「マガジンポケット」「マンガボックス」のいずれかで連載。単行本化と賞金300万円のほか、副賞として、ニューヨークのマーベル本社の見学や、同社のアーティストによるドローイングレッスンなどが用意される。また入選作には賞金50万円が贈られ、佳作は賞金10万円が贈られる。

 マガジン編集部は「特選は必ず選出いたしますので『該当作なし』ということはありません」とし、「ネームでの募集ですので、完成原稿を仕上げなければならない通常のマンガ賞よりも、より簡単に応募が可能です」と説明している。

 応募は郵送か宅配便のみで受け付ける。締め切りは2017年2月28日必着。結果発表は17年5月中旬に発売される「週刊少年マガジン」誌上で行われる予定。応募の詳細は、同誌の公式サイト「マガメガ」で公開されている。

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