人気ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎さんが、4月からテレビ東京で放送する深夜ドラマ「100万円の女たち」で主演を務めることが2日、明らかになった。野田さんは、映画「トイレのピエタ」で主演を務めたが、テレビドラマに出演、主演するのは初めて。野田さんは「僕自身、右も左も分からない身であるからこそあまり既存の枠にとらわれずに面白い作品ができるよう、前に前に挑戦していきたい」と意気込み、「このドラマ、面白いです」とメッセージを寄せている。
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ドラマは、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された青野春秋さんの同名マンガが原作。野田さん演じる売れない小説家の道間慎と、100万円を慎に支払い面倒を見てもらっている5人の謎の美女たちとの“奇妙”な共同生活を描く。同局が4月から新設するドラマ枠「木ドラ25」(毎週木曜深夜1時)で放送される。同13日スタート。動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」でも同7日から配信される予定。
野田さんは「オファーをいただき、初めてスタッフの方たちに会った時の溢れんばかりの気概とこの作品への情熱がとても印象的でした。今も鋭意脚本や撮影のプランニングなど一丸となって進んでいます」と明かし、「僕演じる主人公が5人の魅力的な女性たちとひょんなことから同居するところから物語は始まります。そんな夢のようなシチュエーションに翻弄(ほんろう)されないか少し不安はありますが、頑張って自分の役割に集中して臨みたいと思います」とアピール。「普段バンドで“オス”しか存在しない世界でひたすら体育会系に音楽活動をする我々なのでバンドメンバーには幾分申し訳ない思いです」とも語っている。
ドラマの五箇公貴プロデューサーは、野田さんの起用について「映画で魅せた野田洋次郎さんの何者とも思えないオーラとかもし出す色気、そして彼の創り出す音楽と原作との通底など、この企画を具体化する上で我々が求めていたものを持っているのは彼しかいないという思いにいたり、スタッフ全員で猛烈に、半ば強引にお願いしました」とコメントしている。
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