モアナと伝説の海:主人公・モアナ役の屋比久知奈が名古屋で生歌 祖母がタラおばあちゃんに「そっくり」

名古屋市内でディズニーの劇場版アニメ「モアナと伝説の海」のスペシャルイベントを行った屋比久知奈さん
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名古屋市内でディズニーの劇場版アニメ「モアナと伝説の海」のスペシャルイベントを行った屋比久知奈さん

 ディズニーの劇場版アニメ最新作「モアナと伝説の海」(ロン・クレメンツ監督、ジョン・マスカー監督、10日公開)で主人公のモアナの日本語吹き替えを担当した屋比久知奈(やびく・ともな)さんが7日、名古屋市内でスペシャルイベントを行い、日本語版主題歌「どこまでも~How Far I’ll Go~」を歌った。会場に集まった人々は屋比久さんの美しい歌声に聴き入り、感激した様子で大きな拍手を送っていた。

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 歌い終わった屋比久さんは「すごく緊張したんですけど、たくさんの方々が来てくださって見守ってくださったので、楽しく、モアナの思いを思い切り歌に乗せることができたかなと思います。少しでも何か伝わっていれば……」とはじけるような笑顔を見せていた。

 沖縄県出身の屋比久さんは名古屋を訪れるのは「初めて」といい、観客からの「可愛い!」という声に照れた様子を見せた。自身とモアナとの共通点を聞かれ、「海に囲まれて育ったので、海に対する感覚は同じものを持っているのかな。おばあちゃん子で、負けず嫌いなところも似ています」と明かし、「亡くなったおばあちゃんが(モアナの祖母)タラおばあちゃんにそっくり。すごく親しみを持って演じることができました」と語った。

 この日のイベントは名古屋駅近くの超高層ビル「ミッドランドスクエア」のアトリウムで行われた。ドラマ「名古屋嫁入り物語」シリーズや「鎌倉ハム」のCMで知られる女優の山田昌さんも“名古屋のタラおばあちゃん”として登場し、モアナと同世代の女子高生たちの悩み相談に応じた。

 「モアナと伝説の海」は海を愛し、海に選ばれた16歳の少女・モアナが、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻して世界を闇から守るため冒険に出発し、さまざまな困難に立ち向かっていく物語。日本語吹き替え版は、モアナの冒険の相棒で伝説の英雄のマウイを歌舞伎俳優の尾上松也さん、モアナの理解者・タラおばあちゃんを夏木マリさん、海底で暮らすカニのモンスター・タマトアをミュージシャンのROLLYさんが声を担当した。エンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~」は加藤ミリヤさんが歌っている。

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