女優の土屋太鳳さんと俳優の佐藤健さんが21日、名古屋市内で行われたダブル主演映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(瀬々敬久監督、12月16日公開)の試写会で行われた舞台あいさつに登場した。土屋さんは、闘病シーンの撮影のために4時間ほどかけて特殊メークを施し、笑うことができない状態だったといい、笑わせようとする佐藤さんにちょっかいをかけられ「本当につらかった……」と苦笑いで撮影を振り返った。
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土屋さんは、特殊メークでの撮影を「4時間かけて作ったメークを崩しちゃいけないし、管やマウスピースを入れて身動きが取れなかった。かなり過酷な撮影だったんですけど、現場ではすごくパワーをもらいました。佐藤健さんが『大丈夫? 何かできることない?』って、脚をマッサージしてくださったり……」と笑顔で振り返った。
しかし佐藤さんが自ら「特殊メークをすると表情を動かしづらいんです。笑ったりすると(特殊メークが)取れちゃったりするので。(だから土屋さんを)なんとか笑わせようとして……」と告白。司会者が「笑わせることで緊張感が取れたのでは」とフォローするも「緊張感もですけど、特殊メークも取れましたね」とさらりと語り、土屋さんや観客を笑わせた。
映画は、岡山県在住の中原尚志さんと麻衣さん夫妻がモデルとなった実話を書籍化した「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社)が原作。尚志(佐藤さん)と結婚を約束した麻衣(土屋さん)が、結婚式の3カ月前、原因不明の病気に襲われる。麻衣は意識不明となって数年後、意識を取り戻すが……というストーリー。全国公開に先駆けて、岡山は12月9日に公開される。
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