重岡大毅&神山智洋:幼なじみで恋敵役「変に意識しちゃった」 ドラマ「宇宙を駆けるよだか」でW主演

「ジャニーズWEST」の重岡大毅さん(右)と神山智洋さんがダブル主演を務めるドラマ「宇宙(そら)を駆けるよだか」のワンシーン
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「ジャニーズWEST」の重岡大毅さん(右)と神山智洋さんがダブル主演を務めるドラマ「宇宙(そら)を駆けるよだか」のワンシーン

 人気グループ「ジャニーズWEST」の重岡大毅さんと神山智洋さんがダブル主演を務めるドラマ「宇宙(そら)を駆けるよだか」が、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で配信中だ。ジャニーズWESTの中で“かみしげ”と呼ばれる重岡さんと神山さんに、今作のオファーの感想や撮影秘話、青春の思い出などを聞いた。

ウナギノボリ

 「宇宙を駆けるよだか」は、2014~15年に少女マンガ誌「別冊マーガレット」(集英社)で連載された川端志季さんのマンガが原作。男女4人の高校生が繰り広げるサスペンスフルなラブストーリーで、「このマンガがすごい!2016」(宝島社)オンナ編で第5位にランクインしている。火賀俊平(重岡さん)、水本公史郎(神山さん)、小日向あゆみ(清原果耶さん)の3人は仲の良い親友。幼なじみの公史郎から告白され、付き合うことになったあゆみは、初デートの日、醜い容姿のクラスメートの海根然子(富田望生さん)と体が入れ替わってしまう……という展開。主題歌がはジャニーズWESTの「アカツキ」が採用されている。

 ◇12年一緒に活動「幼なじみと同じ」

 今作のオファーを聞いた際、重岡さんは「驚きました。神ちゃん(神山さん)のことを変に意識しちゃった。恋敵役やし。でも同じグループで、ずっと一緒にやっているので安心感もありました。いつものジャニーズWESTでいる空気感で現場を巻き込んで。(キャストやスタッフ)みんなに見てほしくて、2人で掛け合いしていて、みんな笑ってくれていた」とダブル主演は安心感があったという。

 一方の神山さんは「“かみしげ”やし、ファンの皆さんが喜んでくれるキャスティング。現場では、ええ入り口になればいいなとものまねを披露したりして。金八(先生のものまね)はハードル高かったけど、俺としげ(重岡さん)で楽しい雰囲気が伝わったと思う。関西のお兄ちゃんという雰囲気を出したかったので」と明かす。

 2人は同じグループで活動して12年。重岡さんは「ぶつかるシーンも、ぐっと(胸ぐらを)つかんで。遠慮は全くなかったです。幼なじみの設定やったけど、12年一緒にやっているので、幼なじみと同じ。絆、めちゃくちゃ感じますよ」と話すと、横で聞いていた神山さんも「12年、ずっと一緒にいるし」と同意する。

 お互いの役柄について、重岡さんは「しろちゃん(水本)は神山の普段とは全然違う。でも違和感はなかった。どちらも真っすぐな性格やし」と表現。神山さんは「火賀も真っすぐやけどお調子者。しげ(重岡さん)やねんけど、火賀として見ていた。似ているところがあったから芝居もやりやすかったし、遠慮なくできました」と語る。

 ◇嫉妬心を感じたときの対処法

 今作は嫉妬心から然子があゆみの体と入れ替わる物語。それぞれに嫉妬心が芽生えたときの対処法を聞くと、重岡さんは「対処できているか分からないけど、嫉妬してまうときは、自分もそう(いう対象に)なれるように頑張る。25歳になって嫉妬心が少なくなってきた。ああいう考え方は度胸ないからできひんなというときもたまにあるけど。頑張って自分を信じる」という。

 神山さんも「年齢を重ねたら、そんなのなくなってきて、うらやましいという気持ちに対しては『この人すごいな』と思う。自分自身もそういうふうに思ってほしい」と同様の考えを語る。

 ◇自身の高校時代を振り返ると…

 今作は高校が舞台で、共に現在25歳の2人は制服姿を披露している。神山さんは「今でこそ制服を着たらコスプレになっちゃうけど……。(高校生活を満喫するのは)俺らができひんかったことだったので、いいなあと思っちゃいます。そのころは東京で仕事で、右も左も分からず、ご飯を食べるのにうまそうやなという場所を探したりして、必死やったから」と青春時代を振り返る。

 重岡さんも「もてへんかったし、変にカッコつけていてめっちゃ寒かったから、(役柄の火賀が)うらやましい。あんなになれたらいいな。高校時代に戻れたら野球かサッカーの部活やりたい」と思いをはせる。

 ◇自分で物語に入り込んで一気見

 共演の清原さんと富田さんについて、神山さんは「めちゃめちゃ若い(清原さんは16歳、富田さんは18歳)。なのに、2人共しっかりしている」と表現。若さを感じるのは撮影の合間に「携帯を見ながらキャッキャしているところ」で、現場では「こちらが(演技で)ぶつかっていくくらいの気持ちだった」と絶賛する。

 最後にドラマについて、神山さんは「率直に面白い。演じていた本人だけど、物語に入ってしまって、一気見してしまった」と明かす。重岡さんは「原作のせりふやシーンが映像として実写化されている。他の作品だと、演じているとどう映っているか分からないので、どうしても自分が映っているシーンはお仕事モードで見てしまうけど、このドラマは全体的にキラキラした作品として見られた。自分で自分のシーンにぐっときたりしました」と手応えを感じたようだ。

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