闇金ウシジマくん:作者・真鍋昌平、15年の連載完結に感慨 「唯一怒られたのは与沢翼さん」

人気マンガ「闇金 ウシジマくん」の完結記念デコトラ出発式に出席した作者の真鍋昌平さん(中央)と「CYBERJAPAN DANCERS」
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人気マンガ「闇金 ウシジマくん」の完結記念デコトラ出発式に出席した作者の真鍋昌平さん(中央)と「CYBERJAPAN DANCERS」

 4日発売の連載誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)14号で最終回を迎えた人気マンガ「闇金ウシジマくん」の作者・真鍋昌平さんが4日、東京都内で行われた「闇金 ウシジマくん」完結記念デコレーショントラック(デコトラ)出発式に出席。2004年に同誌でスタートした連載が第492話で完結し、「15年あっという間でした」と感慨深く振り返っていた。

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 違法な高金利で金を貸す「カウカウファイナンス」社長の丑嶋(ウシジマ)が、不良債務者たちを容赦なく追い込む姿を描いてきた同作。自身の取材を基にしたエピソードを多く描いてきたという真鍋さんは「取材させていただいた方の迷惑にならないよう、特定されないように描いていました」と明かしつつ、「唯一怒られたのは与沢翼さん。でも面白い人で、感謝しています」と話して笑わせていた。

 「闇金ウシジマくん」は、04年に同誌で連載がスタート。11年には小学館漫画賞に選ばれ、16年10月に最終章「ウシジマくん編」に突入していた。コミックスは45巻まで発売されており、累計発行部数は1700万部以上。最終46巻が5月30日に発売される。山田孝之さんが主演した実写版も人気で、3度にわたってテレビドラマ化され、4本の映画も製作された。

 完結を記念したデコトラは、最終決戦を迎える闇金「ウシジマ」とヤクザ「滑川」の対決をダイナミックに表現し、細部までこだわり抜いたペイントが施されており、この日から東京、大阪、名古屋の3都市を駆け巡るキャラバンを実施する。この日のイベントには、ダンサー集団「CYBERJAPAN DANCERS(サイバージャパンダンサーズ)」も「カウカウファイナンス」の制服姿で出席。出発式では水着に着替えてデコトラを見送った。

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