広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、29日から第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」に入る。ある日、東京からひとりの学生が訪ねて来る。それは、なつ(広瀬さん)と生き別れた幼なじみ・佐々岡信哉(工藤阿須加さん)だった。感動の再会もつかの間、信哉から兄・咲太郎(岡田将生さん)が新宿で働いているらしいと知らされ、なつは動揺し……。
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そんななつを見ていた富士子(松嶋菜々子さん)は、東京に行くことを提案。夏休みを使い、なつは富士子とともに9年ぶりの上京を果たす。東京の目覚ましい復興に圧倒されつつ、なつは新宿の有名店・川村屋を訪ねる。そこの美人マダム・光子(比嘉愛未さん)から兄について貴重な情報を聞いて……。
「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友・柴田剛男に一人引き取られ、北海道十勝地方に移り住む。柴田家の家業、酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切な事を学んでいく。
第4週「なつよ、女優になれ」は、泰樹と剛男の仲たがいがきっかけで、演劇を始めたなつ。演劇部の練習はとても厳しく、酪農との両立も難しくなっていく。顧問の倉田(柄本佑さん)は、なつに物語の重要な役を与えるが、慣れないせりふになつは苦心。倉田はダメ出しを続ける。ある日、舞台美術を手伝いに来た天陽(吉沢亮さん)は、部室で落ち込んでいるなつを見つけ……という展開だった。
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