故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期(フジテレビほか毎週日曜午前9時~)で、8頭身のモデル体形の美女・ねこ娘が人気を集めている。放送2年目を迎えようとしていた3月、ねこ娘が一時消滅し、小さくなったこねこ娘として復活したことも話題になった。ねこ娘役の声優の庄司宇芽香さんに、1年間演じてきた中での思い、衝撃の復活について聞いた。
ウナギノボリ
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第6期は昨年4月にスタート。今年4月から放送2年目に突入し、新章「地獄の四将編」が始まった。3月にはねこ娘に大きな変化があった。3月7日放送の第47話「赤子さらいの姑獲鳥(うぶめ)」で、犬山まながねこ娘を消滅させたが、同31日放送の第49話「名無しと真名」でこねこ娘として復活。4月14日放送の第51話「閻魔(えんま)大王の密約」で、元の8頭身のねこ娘に戻った。
ねこ娘がクールな演技だったのに対し、こねこ娘はとにかく可愛い。鬼太郎やまなに甘える姿が愛らしく、これまでとのギャップも話題になった。見た目の変化に合わせて、演技も変化した。庄司さんは、こねこ娘の登場を「台本を見て知りました」といい、衝撃を受けた。
「復活するんじゃないですか?とフワッととしか聞いていなかったんです。だから、まなのせりふのように『ええっ!』とびっくりしました。1年間、ねこ娘を演じてきましたが、新しく第1話のような気持ちで仕切り直しました。新しいキャラクターのように挑みました」
第51話「閻魔大王の密約」で、ねこ娘が“本格復帰”したのは喜ばしいが「また、こねこ娘を見てみたい……」というファンの声もある。「また、こねこ娘を演じることがあれば?」と聞いてみると「全力で挑むのみです!」と意気込む。
第6期のねこ娘は、これまでよりも大人っぽく、美しくなった姿が新鮮で、ファンを驚かせた。劇中で、まながねこ娘を「ねこ姉さん」と呼び、ファンの間でも「ねこ姉さん」の愛称が定着するなど人気キャラクターになった。庄司さんのクールな演技もハマり役と話題だ。庄司さんは、ねこ娘と自分が「似ているところもあります」と話す。
「後輩、先輩にかかわらず『姉さん』と呼ばれることがあるんです。ネコっぽいところもあるかもしれません。それに、ねこ娘を演じるようになってから、収録の時に(ねこ娘の服と同じ)赤いものを身につけるようになりました。部屋に赤いもののスペースができたり、街を歩いていると、赤いものに目がいくようになったり。それまでは、寒色タイプだったのですが」
新章「地獄の四将編」で、鬼太郎は復活のために閻魔大王と密約を交わし、ねこ娘は復活した。ねこ娘は、鬼太郎と閻魔大王の密約のことを知らない。庄司さんは「鬼太郎のせりふ『まなとねこの笑顔を絶やしたくない』に、泣けてきました。ねこ娘は密約のことを知らないので、知った時にどうなるのか……」と語る。今後、ねこ娘と鬼太郎の関係も見どころになりそうだ。
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