仮面ライダージオウ:「電王」編突入! 中村優一再び登場 モモタロスらイマジンも続々

「仮面ライダージオウ」に出演する(左から)モモタロス、奥野壮さん、中村優一さん、デネブ (C)2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
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「仮面ライダージオウ」に出演する(左から)モモタロス、奥野壮さん、中村優一さん、デネブ (C)2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

 特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの最新作「仮面ライダージオウ」に、2007~08年に放送された「仮面ライダー電王」で桜井侑斗(仮面ライダーゼロノス)を演じた中村優一さんが出演することが6月2日、明らかになった。中村さんは「仮面ライダー響鬼」編にも桐矢京介役で出演しており、今回が2度目の「ジオウ」参戦となる。中村さんは「仮面ライダー電王」編となる9日放送の第39話、23日放送の第40話(16日は放送休止)に出演する。

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 「電王」編では、俳優の佐藤健さんが演じた主人公・野上良太郎と共に戦った4人のイマジン、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスも登場。また、中村さん演じる侑斗の相棒のイマジン、デネブも登場する。イマジンの声優は、関俊彦さんがモモタロス、遊佐浩二さんがウラタロス、てらそままさきさんがキンタロス、鈴村健一さんがリュウタロス、大塚芳忠さんがデネブと、オリジナルキャストが担当。「電王」放送時に話題となった「俺、参上!」「僕につられてみる?」といったイマジンたちの名ぜりふも復活するという。

 「電王」編は、時を駆ける列車デンライナーが不時着して故障し、その修理をクジゴジ堂の順一郎(生瀬勝久さん)に依頼するところからスタートする。突然のモモタロスらイマジンの登場に、ソウゴ(奥野壮さん)、ゲイツ(押田岳さん)、ウォズ(渡邊圭祐さん)、ツクヨミ(大幡しえりさん)は「電王ライドウォッチを手に入れる鍵になるのでは」とデンライナーの修理を見守るが、そこにデンライナーを攻撃するアナザー電王が出現。ソウゴらは変身してアナザー電王に立ち向かう。

 そんな中、侑斗(中村さん)がデネブと共に現れ、仮面ライダーゼロノスに変身。「お前が作った最低最悪の未来を止めるために」と、なんとジオウに戦いを挑む……という展開。「最初に言っておく。俺はかーなーりー強い!」というゼロノスの決まり文句も飛び出すという。モモタロスらが「ジオウ」の主要キャラクターに憑依(ひょうい)するシーンも描かれる。また、仮面ライダージオウの最強の姿、仮面ライダーグランドジオウも登場するという。

 中村さんは「僕自身、『仮面ライダー響鬼』編で桐矢京介として出演し、まさか桜井侑斗でも『ジオウ』に出演できるとは思ってもみませんでした。『ジオウ』に2回出演することは初めてみたいですね! 大好きな『仮面ライダー』にこれだけ関われたことがとても幸せです」と喜んでいる。さらに「『仮面ライダージオウ』に『電王』というスパイスが加わった『電王』特有のコミカルシーンもあるストーリーになっているかと思います。モモタロスや大好きな相方のデネブとわちゃわちゃ、イチャイチャしているシーンもあります。最後に言っておく、『仮面ライダージオウ』ファンの皆様、『電王』編をよろしく」とメッセージを寄せている。

 関さんは「放送真っ最中のライダー・テレビシリーズへの久しぶりの出演。今回はなんと、台本のサブタイトルに『電王編』なんて書いてあるぞ……またタロス4人でそろって出られたらいいなあ……とひそかに願ってページをめくったら、まさに開けてビックリ! 4人がそろうどころか、まるであの頃の『電王』に戻ったかのような、モモタロスの活躍っぷり!!」と台本を読んだ際を振り返った。

 続けて、「録音の現場では、当時を思い起こすようなおちゃめなシーンの連続に、収録の緊張感もさることながら、改めて監督をはじめスタッフの皆さんの『ライダー愛』を感じずにはいられませんでした。当時と少しも変わらない侑斗やゼロノスと共演できたことも、電王チームの気持ちをさらに高揚させてくれたと思います。やっぱり、『電王』は楽しいっ!」と語っている。

 大塚さんは「待ってましたって感じです! 本当にずっと待ってました。11年。デネブの母親愛を自分の中で大きく、大きく育ててきました。また『侑斗をよろしく』ってキャンディーを配れるなんて、なんという幸せでしょう。デネブは相変わらずでした。侑斗のそばにいつもいて、お節介で心配性でおちゃめで慌て者で、勘違いとかいっぱいするし。そして、侑斗を包み込む愛情の深さには胸がジーンとなりました。たくさんはしゃべらないんだけど、細かな動きが随所に散らばっていて、そこをすべてアドリブでせりふにしてみました」と思いを明かした。

 さらに「戦闘部分もかなりあって、収録後にはもうヘトヘト……。まさにそこにロケ終わりで中村優一くんが駆けつけて来てくれて感激でした。さまざまな思い出話に盛り上がり、まさにあのころから時は止まったままかと思えるような素晴らしいひと時でした。ぜひご覧ください!!」とアピールしている。

 「仮面ライダージオウ」は、00年にスタートした「仮面ライダークウガ」から続く「平成仮面ライダー」シリーズの20作目の記念作で、最後の平成仮面ライダーとなる。主人公は、時空を旅して、歴代平成仮面ライダーたちと出会いながら、過去、現在、未来、あらゆる時を救おうとする。

 これまで「仮面ライダー」シリーズからは、「仮面ライダービルド」の桐生戦兎(仮面ライダービルド)役の犬飼貴丈さん、「仮面ライダーエグゼイド」の宝生永夢(仮面ライダーエグゼイド)役の飯島寛騎さん、「仮面ライダー555(ファイズ)」の乾巧(仮面ライダーファイズ)役の半田健人さん、「仮面ライダーオーズ/OOO」の火野映司(仮面ライダーオーズ)役の渡部秀さん、「仮面ライダー鎧武/ガイム」の葛葉紘汰(仮面ライダー鎧武)役の佐野岳さん、「仮面ライダーゴースト」の天空寺タケル(仮面ライダーゴースト)役の西銘駿さん、「仮面ライダーディケイド」の門矢士(仮面ライダーディケイド)役の井上正大さん、「仮面ライダー龍騎」の城戸真司(仮面ライダー龍騎)役の須賀貴匡さん、「仮面ライダー剣(ブレイド)」の剣崎一真(仮面ライダーブレイド)役の椿隆之さん、「仮面ライダーアギト」の津上翔一(仮面ライダーアギト)役の賀集利樹さんらが出演した。

 テレビ朝日系で毎週日曜午前9時に放送。

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