宮藤官九郎さんが脚本を手がけるNHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第31回「トップ・オブ・ザ・ワールド」が8月18日に放送され、平均視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。番組ワーストとなった前週第30回の5.9%(同)から、1.3ポイント上昇した。
ウナギノボリ
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「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「“東京”と“オリンピック”」で、大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。中村勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。
第31回では、1932年、田畑政治(阿部さん)率いる日本競泳陣は、ロスオリンピックで空前のメダルラッシュに沸く。200メートル女子平泳ぎの前畑秀子(上白石萌歌さん)も続こうとするが、決勝は大混戦となる。一方、IOC会長のラトゥールは、日本水泳の大躍進の秘密に強い興味を抱く。嘉納治五郎(役所広司さん)はその答えを見せようと、日本泳法のエキシビションを思い付く。中学生の時に病気で競技をやめた田畑も、それ以来の水泳に挑戦することになる……という展開だった。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。
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