映画「万引き家族」やNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に出演し、注目される俳優の城桧吏(じょう・かいり)さん(13)が、映画「都会(まち)のトム&ソーヤ」(2020年夏公開)で映画初主演を果たすことが9月6日、分かった。城さんは、主人公の内藤内人(ないとう・ないと)を演じる。
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原作は、シリーズ累計180万部を超え、「マチトム」と呼ばれて愛読されている、はやみねかおるさんの同名推理小説(講談社)。都会のさまざまな場所を舞台に、どんな状況も切り抜けられるサバイバル能力を持つ内藤内人と、学校始まって以来の天才といわれ、財閥の御曹司である竜王創也(りゅうおう・そうや)の中学生コンビが、推理と冒険を繰り広げる。
城さんは「初めて主演をさせていただくので、少し不安でドキドキですが、皆様の期待に応えられるように頑張ります!」と意気込んでいる。
監督は「ニセコイ」「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」などの河合勇人さん、脚本は「おっさんずラブ」の徳尾浩司さんが担当する。2020年春にクランクインする。
「都会のトム&ソーヤ」は小学校の時に図書室で借りて、読んだことがありました。まさか、この本の主人公、内藤内人役に自分がなれるなんて思ってもいなかったので、出演させていただくことが決まって、とても驚き、とてもうれしく思っています。初めて主演をさせていただくので、少し不安でドキドキですが、皆様の期待に応えられるように頑張ります! 今までやったことのない役なので今からすごく楽しみです! 明るくサバイバル能力に優れている内人になりきりたいと思います!!
はやみねかおる先生の「都会のトム&ソーヤ」は放課後、友達と川っぺりをどこまで行けるか歩いたり秘密基地を作って宝物を隠したりして遊んだ少年時代の幸福な時間を思い出させてくれました。今回映画を監督させていただくにあたり、自分の中に眠っていたトム&ソーヤを縦横無尽に暴れさせて、現代の子どもたちを巻き込んで、新たな冒険に出てみたいと思います。さあみんな、スマホを捨て、都会に出よう!(あ、でもスマホは持って行った方がいいか?)
はやみね先生の描かれる「都会のトム&ソーヤ」には、次々とページをめくりたくなるワクワク感が詰まっています。映画でもその世界観を大切にして、ぐいぐいとスクリーンに吸い込まれるような、躍動感のあふれる内人と創也の冒険をお届けできたらと思います。「都会のトム&ソーヤ」で育ったお父さんお母さん、今「都会のトム&ソーヤ」が大好きな少年少女、皆さんで楽しめる映画にしたいです。
「都会のトム&ソーヤ」の実写映画化が決まりました。これも、読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。河合勇人監督に徳尾浩司脚本とくれば、ぼくにとっては「スリル! ~赤の章・黒の章~」。内藤内人役は「万引き家族」の城桧吏さん。そして、多くのスタッフのみなさん。いったい、どんな「都会のトム&ソーヤ」を見せてくださるのか? 今からワクワクしています。(ポップコーンとコーラは、すでに用意できてます)。
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