城桧吏:映画初主演作の完成披露に「うれしい気持ちでいっぱい」と喜び 撮影思い出し「今も泣きそう」

映画「都会(まち)のトム&ソーヤ」の完成披露舞台あいさつに登場した城桧吏さん
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映画「都会(まち)のトム&ソーヤ」の完成披露舞台あいさつに登場した城桧吏さん

 俳優の城桧吏(じょう・かいり)さんが6月29日、東京都内で行われた主演映画「都会(まち)のトム&ソーヤ」(河合勇人監督、7月30日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。今作が映画初主演となる城さんは、「この作品(の原作)、小学校のときに読んでいて。出演が決まってうれしい気持ちと、緊張と不安な気持ちが重なりました」と当時の心境を吐露。続けて「コロナがあって、1回撮影が延期になってしまったのですが、無事撮影が終わり、みなさまの協力がありついに完成披露試写会が行われるので、うれしい気持ちでいっぱいです」と満面の笑みを浮かべて喜びを語った。

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 舞台あいさつには酒井大地さん、豊嶋花さん、渡邉心結さん、「ももいろクローバーZ」の玉井詩織さん、森崎ウィンさん、河合監督も出席。天才ゲームクリエーター集団役の森崎さん、玉井さんや、市原隼人さん、本田翼さんなど先輩たちとの共演について聞かれると、城さんは「初めはすごく緊張しましたね。現場の空気感というか……。大人のキャストの方々とやると、緊張してお腹痛くなるんです」と苦笑い。ただ「一度、僕が椅子に座って寝ちゃったんですが、そのとき市原さんと本田さんが僕にいたずらしていたらしくて、写真を撮って、みんなで笑っていて……楽しい現場だな、と改めて思いました」と楽しげに思い出を明かしていた。

 イベントでは、撮影期間を映像で振り返る企画も実施。自身がクランクアップの際に涙ぐんでいる姿などが収められた映像を見た城さんは、「長い間、リハーサルも含めてみんなと頑張ってきたので、思い出も多いし……。撮影が終わっちゃうんだなと思ったらすごく悲しかったですね」としみじみと回顧し、「今も泣きそうですね、思い出しちゃって」と感慨深い表情で語っていた。

 映画は、シリーズ累計180万部を超え、「マチトム」と呼ばれて愛読されている、はやみねかおるさんの同名推理小説(講談社)が原作。どんな状況も切り抜けられるサバイバル能力を持つ内藤内人(城さん)と、学校始まって以来の天才といわれ財閥の御曹司である竜王創也(酒井さん)の中学生コンビが、天才ゲーム・クリエーター集団「栗井栄太」が仕掛ける街中を舞台にしたリアルRPG「エリアZ」に出現する数々の謎を解きゲームクリアを目指すため、推理と冒険を繰り広げる……という内容。

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