女優の宮崎あおいさんが10月14日、東京都内で行われた、映画「万引き家族」などで知られる是枝裕和監督の最新映画「真実」の公開記念舞台あいさつに登場。是枝監督の印象を聞かれた宮崎さんは、「監督はすごく優しくて話していると全部見透かされているような気持ちになることがよくある。いつも監督はおしゃれ」と話し、「可愛らしい洋服を着ているので、『どこのシャツですか』と聞いたら、教えてくれた店で私も買い物していて。『うりぼう柄のシャツ…』と言ったら(監督が)『僕も買いました!』って。実は同じ洋服を持っているという共通点がある監督です(笑い)」と“おそろい”の洋服を持っているエピソードを語った。
ウナギノボリ
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「真実」は、“真実”を巡る母娘の愛憎や葛藤などを描いた作品。カトリーヌ・ドヌーブさん、ジュリエット・ビノシュさんというフランスの大女優が母娘役で共演した。日本語吹き替え版では女優の宮本信子さんが母ファビエンヌ、宮崎さんが娘リュミールの声を担当している。是枝監督初の国際共同製作作品で、フランスで撮影。今年度のベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、オープニング作品として上映された。
今作が洋画の吹き替え初挑戦となった宮崎さんは、「初めてすぎて何が正解かも分からないスタートだったので、とにかくDVDをひたすら家で見て、(リュミール役の)ビノシュさんがどういう表情をしてせりふを言っているかを焼き付けた」と事前準備では苦労したことを明かすも、収録当日は、「とても楽しかった。ビノシュさんと同じ気持ちを共有できているような気持ちになった」と充実した様子で収録を振り返った。舞台あいさつには、宮本さん、佐々木みゆちゃん、是枝監督も出席。司会はフジテレビの三田友梨佳アナウンサーが務めた。
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