グリーン&ブラックス:井上芳雄&福田雄一のミュージカルコメディーが4年目突入 昆夏美、中川晃教のコメントも

「グリーン&ブラックス」の出演者=WOWOW提供
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「グリーン&ブラックス」の出演者=WOWOW提供

 ミュージカル俳優の井上芳雄さん、福田雄一監督が出演するWOWOWのミュージカルコメディー番組「グリーン&ブラックス(グリブラ)」が4月29日の放送で、4年目に突入する。番組に出演する井上さん、昆夏美さん、中川晃教さんがコメントを寄せた。

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 4年目を迎え、初回となる4月29日の放送は、井上さんと昆さんによる「恵みの雨」(レ・ミゼラブル)や、中川さんによる「チェーザレ」(チェーザレ 破壊の創造者)の2曲によるミュージックショーのコーナーや、豪華ひな壇トークなどの内容となっている。

 ◇井上芳雄さんのコメント

 「レ・ミゼラブル」の曲はほとんど歌えるんですけど、出演したことはないんです。演じたことがない役の歌を、こうして、本役の方と歌わせていただくのが好きですね。しかも、だいたいドラマチックな場面じゃないですか。ホントに申し訳ないというか、うれしいです。

 ◇昆夏美さんのコメント

 お芝居の中だとすごく感情移入している曲なんですけど、歌だけの披露となると、なかなか緊張するというか。ガッツリお芝居のテンションでいくとコテコテになるし、だからと言ってただ歌うだけでは塩梅(あんばい)がすごく難しい曲だと思います。

 <中川晃教さんからのコメント>

 本当ならば、今ごろは無事に開幕し、絶賛公演中!だったはずの「チェーザレ」ですね。この収録は、「フランケンシュタイン」東京公演千秋楽の後に行われました。私たちにとって、今、世界で起こっている出来事こそ、時代の運命によって、物事の見方を変えるタイミングにあるのかもしれません。

 チェーザレは、かつての栄華を誇ったギリシャ・ローマを築き上げたリーダーと出会い、教皇派という仮面をかぶり、中身は皇帝派としてハイブリッドな個性と才能、そして運命で、新たな時代を創造していきます。図らずも15歳チェーザレの物語から今を生きる私たちに通ずるテーマ、誰もがしあわせに暮らす、芸術あふれる豊かな国に、希望や思いをはせることができます。

 音楽監督&ピアノ演奏の大貫(祐一郎)さん率いるグリブラバンドは、「一発OKテークでいくぞ!」という気合と集中力、そしてライブ感の経験は、記者発表に次いで2度目の歌唱となる僕にとって、けいこに入る前の役作りにもつながっていきました。中止の決定を覚悟した時、必ずいつか!近い将来に上演したいとそう思いました。

 劇場は、みんなの心の宿る場所。そのステージにチェーザレとして生きる日まで、僕も本作に携わるクリエータースタッフの皆さん、共演者の皆さんと、作品を温め、深めていきます。

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