女優の清原果耶さんが、2021年前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」のヒロインを務めることが5月27日、明らかになった。安達奈緒子さんの脚本による、オリジナル作品で、宮城県を舞台に気象予報士を目指すヒロインの姿を描く。
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“朝ドラ”第104作となる「おかえりモネ」は、「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち、「森の町」同県の登米(とめ)で青春を送るヒロインが、気象予報という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな「未来」を届けていく物語。清原さんは、2019年に放送された第100作目の連続テレビ小説「なつぞら」で広瀬すずさんが演じたヒロインの妹役を好演したほか、2015年後期の連続テレビ小説「あさが来た」にも出演している。
2020年の秋ごろクランクイン予定で、主なロケ予定地は、宮城県気仙沼市、登米市 東京都。制作統括を吉永証さん、須崎岳さん、プロデューサーを上田明子さん、広報プロデューサーを川口俊介さんが担当。演出は一木正恵さん、梶原登城さん、桑野智宏さん、津田温子さんらが務める。
<ストーリー>
宮城県気仙沼湾沖の自然豊かな島で、両親・祖父・妹と暮らしていた永浦百音(ももね)。2014年春、高校卒業と同時に気仙沼を離れ、ひとり内陸の登米市へ移り住むことに。大学受験にことごとく失敗、祖父の知り合いで登米の山主である、名物おばあさんの元に身を寄せたのだ。将来を模索する百音は新天地で、林業や山林ガイドの見習いの仕事をはじめる。
そんな百音に、ある日転機が訪れる。東京から、お天気キャスターとして人気の気象予報士がやって来たのだ。彼と一緒に山を歩く中で、「天気予報は未来を予測できる世界」と教えられ、深く感銘を受ける百音。「自分も未来を知ることができたら」。そして一念発起、気象予報士の資格を取ろうと猛勉強をはじめるが、試験の合格率は5%。勉強が苦手な彼女はなかなか合格できず、くじけそうになるが、登米で地域医療に携わる若手医師や地元の人たちに支えられ、ついに難関を突破する。
上京し、民間の気象予報会社で働きはじめた百音は、この仕事が実に多岐にわたることを知る。日々の天気や防災はもちろん、漁業、農業、小売業、インフラ、スポーツ、さまざまな事情を抱えた個人……。天候次第で人の人生が大きく左右されることを痛感した彼女は、個性的な先輩や同僚に鍛えられながら、失敗と成功を繰り返し、成長していく。
……数年後の2019年。予報士として一人前となった百音は、大型台風が全国の町を直撃するのを目の当たりにする。これまでに得た知識と技術をいかし、何とか故郷の役に立てないかと思った彼女は、家族や友人が待つ気仙沼へと向かう決意をする……。
この度、2021 年度前期連続テレビ小説「おかえりモネ」のヒロイン 永浦百音役を演じさせていただくことになりました。
「私、10分先の未来を予測したいです!」百音ちゃんのその言葉に、私は励まされました。あの時ああすれば良かった?なんて考えてしまうことも少なくないような世の中で、力強く生きる彼女だからこそひらける空があるのではないかと思っています。
気象予報士のお仕事を通して助けられる誰かを、大切な人を笑顔にしたい。そしてドラマを観てくださる皆様それぞれに芽生える朝が来ますよう今一度、作品創りの尊さとしっかり向き合いながら、スタッフ・キャストの皆々様と誠心誠意お届けして参ります。「おかえりモネ」よろしくお願いいたします。
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