米ドラマ「24-TWENTY FOUR-」の日本版リメーク作で、唐沢寿明さんが主演を務めるテレビ朝日開局60周年記念連続ドラマ「24 JAPAN」のメインビジュアルが9月24日、公開された。東京の夜景を背景に、唐沢さんが演じる日本版ジャック・バウアー、獅堂現馬(しどう・げんば)が拳銃を構え、仲間由紀恵さん演じる日本初の女性総理候補・朝倉麗(あさくら・うらら)がりんとした表情を見ているデザインになっている。また栗山千明さん、池内博之さん、桜田ひよりさん、佐野史郎さん、筒井道隆さん、木村多江さんが演じる主要キャラクターたちの姿も収められている。
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ポスター撮影では、劇中ではほとんど同じシーンがなく、まだ共演シーンを撮影していない唐沢さんと仲間さんも、顔を合わせた。2人はそろってインタビューに応じ、ドラマへの思いや、撮影の手応えなどを語った。
ドラマ出演が決まった際の気持ちについて、仲間さんが「オリジナル版の『24』は、私もすごくハマったドラマだったんです。当時、私は何かの作品の撮影中だったと思うのですが、朝までずっと見てしまうくらい、ストーリーに引き込まれました」と明かすと、唐沢さんは「最初にいただいた企画書に書いてあった『24 JAPAN』というタイトルを見たとき、『24』風のドラマを作るのかと思ったんです。そうしたら、リメークだというじゃないですか。すごく驚きました」といい、「僕はDVD-BOXをすでに買ったのに、また忘れて新しいものを買ってしまうくらい、昔から『24』が大好きでしたから!」と喜んでいた。
撮影の手応えについて、唐沢さんは「クランクインして3日ほど撮影し、『さぁ、これからだ!』というときにコロナで撮影が中断しまして……。そういう状況下で、集中力を絶やさずに取り組み続けるのは結構大変でした。ただ、撮影がなかった期間にゆっくりと台本を読み込んで、役について考えることもできたので、それはありがたかったです。通常の連続ドラマだと、時間に追われての撮影になりがちですから」と振り返る。
また仲間さんは「私は現在、コロナ対策をしながら撮影をすることにも慣れてきまして、ちゃんと緊張感を持ちながらも、役に集中できています。総理候補という役柄も最初はなかなか理解しがたい部分もありましたが、麗の『国民のリーダーとなって、この国をもっと良くしていきたい』という強い信念、そして家族への愛情もひっくるめて仕事が成り立っているさまをしっかりと演じたいと思い、日々撮影に臨んでいます」と意気込んでいた。
「24 JAPAN」は、唐沢さんが、オリジナル版のCTU捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランドさん)にあたる、獅堂現馬を演じる。オリジナル版のシーズン1をベースに、日本初の女性総理誕生への期待が高まる、総選挙当日の24時間を全24話で描き、現馬がCTUメンバーと共に「総理候補暗殺計画の阻止」という極秘任務にあたる。10月9日から毎週金曜午後11時15分に放送(一部地域を除く)。
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