ナイト・ドクター:波瑠が“患者最優先”の主人公 歯に衣着せぬ救急医役 熱意で周囲に影響

連続ドラマ「ナイト・ドクター」で医師の朝倉美月を演じる波瑠さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「ナイト・ドクター」で医師の朝倉美月を演じる波瑠さん(C)フジテレビ

 6月21日にスタートするフジテレビ系“月9”ドラマ「ナイト・ドクター」(月曜午後9時)。本作は、夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」として集められた5人の医師が、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合う姿を描く青春群像劇だ。主演の波瑠さん演じるチームの一員・朝倉美月について紹介する。

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 ◇”患者まっしぐら”の6年目医師 熱い思いで周囲に変化をもたらす

 美月は、「いつでも、どんな患者でも絶対に受け入れる」という強い信念を持つ6年目の医師。「柏桜会あさひ海浜病院」で夜間勤務専門の救急医を募集していると知り、自らの意思でナイト・ドクターとして働き始める。

 歯に衣(きぬ)着せぬ性格で周囲を戸惑わせるが、他人の心に寄り添える優しさも持ち合わせている。救命に対して誰よりも熱い思いがある分、冷静さに欠けたり感情的になってしまうことも。一方、そんな美月の熱意は、次第にチームのメンバーの意識を変えていく。

 ◇「ナイト・ドクター」の初回ストーリー

 医師の働き方改革を目指す柏桜会グループは、「あさひ海浜病院」に夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」を設立。医師の朝倉美月が新たな就職先として選んだナイト・ドクターには、深澤新(岸優太さん)、成瀬暁人(田中圭さん)、桜庭瞬(北村匠海さん)、高岡幸保(岡崎紗絵さん)と指導医の本郷亨(沢村一樹さん)がいた。本郷は自分の指導についてこられる者だけついてこいと、厳しい姿勢だった。

 そこに、ホットラインが鳴り、工事現場の崩落事故で出た3人の重症者を受け入れることに。運び込まれた重症患者に、救命の現場を知らない深澤と桜庭は戸惑うばかりだった。そんな矢先、崩落現場で新たな重症者が発見されたと連絡が入る。その患者は、すでに7件の病院に搬送を拒否されていた。

 成瀬は使えない医師ばかりでは無理だと断ろうとするが、本郷は先に運ばれた3人を早く安定させれば済むと制して受け入れる。しかし、新たに搬送された患者の足は重度の損傷を受けてクラッシュ症候群を起こしていた。本郷は美月に切断を指示するが……。

 「ナイト・ドクター」は、同局で放送された連続ドラマ「グッド・ドクター」(2018年)や「ラジエーションハウス~放射線科の診療レポート~」(2019年)の脚本を手掛けた大北はるかさんのオリジナル作。初回は30分拡大で放送される。

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