アイドルグループ「乃木坂46」の与田祐希さんが、10月23日放送のフジテレビ系土曜プレミアム「ほんとにあった怖い話 2021特別編」(ほん怖)に出演することが9日、分かった。与田さんは「ほん怖」シリーズ初出演で、本格的なホラー作品への出演も初めて。「乃木坂46に入るずっと前からよく見ていた番組だったので、自分が出演できると聞いたときは不思議な感じでした。私は怖い話が好きで、特に『ほん怖』は家族と一緒に見るほど好きな番組なので、すごく楽しみにしていました」と話している。
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与田さんはドラマパート「七不思議(仮)」に主演し、女子高生の小野寺沙希を演じる。ある日の放課後、沙希は同級生の飯田七海(長見玲亜さん)、中村優奈(箭内夢菜さん)と文化祭の準備をしていた。すると、優奈が自分たちの学校で七不思議の一つとされている「コックリさん」をやろうと言い出す。3人はコックリさんを始めるが、同級生の森山諒(宮世琉弥さん)に止められ、森山は「本当に悪い霊を集めることがあるから、遊び半分でもこういうことはしない方がいいよ」と告げる。コックリさんをきっかけに、沙希の周りでは次々と奇妙な現象が起こり……と展開する。
与田さんは「学生時代、学校の七不思議を聞くことはありましたが、何か体験することはなくて……。よく学校で肝試しとかもしていたのですが、そういった場でも何か起きることはなかったので、脚本を読んで、これが本当にあった話なんて怖い! と思いました」とコメント。
現場では、初めてコックリさんをしたといい、「本当に動くんじゃないか、という怖い気持ちにもなり、ドキドキしながら撮影をしていました。今回撮影を通して、七不思議を体験できたことは、うれしかったです」と振り返った。
放送に向けては「学校の七不思議って誰もが聞いたことはあるけど、実際に体験する人はあまりいないと思います。すごく身近な感じがするからこそ、逆にちょっと怖い部分やゾッとするところもあると思うので、視聴者の皆さんには、ぜひ学生時代に戻ったような気持ちで『ほん怖』を見てゾッとしていただけたらうれしいです」とアピールしている。
「ほん怖」は、1999年に放送をスタートしたオムニバス形式の実録心霊ドラマ。2004年1~3月に第1シーズン、2004年10月~2005年3月に第2シーズンがレギュラー放送された。以降は毎年、特番として放送。「2021特別編」は10月23日午後9時~同11時10分に放送される。
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