キングダム:実写映画羌カイ役に清野菜名 決め手は「身体能力の高さと素養、高い演技力」

映画「キングダム2」で羌カイを演じる清野菜名さん(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
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映画「キングダム2」で羌カイを演じる清野菜名さん(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会

 原泰久さんの人気マンガを俳優の山崎賢人さん主演で実写化した映画の続編「キングダム2 遥かなる大地へ」(佐藤信介監督、2022年夏公開)で、羌カイ(きょうかい)役を女優の清野菜名さんが演じることが明らかになった。羌カイは、1000年を超える歴史を持つ伝説の暗殺一族・蚩尤(しゆう)の一人で、原作でも人気のキャラクター。本作のティザー映像が公開された際には、「羌カイがいる!」「羌カイは一体誰!?」などとファンの間で盛り上がりを見せた。

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 羌カイは特殊な呼吸法を操る“巫舞”を使い、自身に神を落として戦う。松橋真三プロデューサーは、羌カイ役のキャストについて「ルックスだけでなく、今まで見たこともないアクションに挑むために持っていなければならない身体能力の高さと素養。さらに羌カイというキャラクターが持つ悲しみを表現できる高い演技力」を求め、「全てをはねのけてファンを納得させられるのは、清野さんしかいないと思った」と起用理由を明かした。

 清野さんは「普段あまりプレッシャーを感じないタイプだと思っていましたが、今回はプレッシャーを感じています。前作『キングダム』を見たとき出演者皆さんが本当に素晴らしく、とても興奮しました。続編に参加させていただけることが本当に光栄です。とにかく一生懸命皆さんについて行って、カッコいい羌カイを演じられればいいなと思います。期待を裏切らないように頑張りたい」と意気込み、撮影に参加した。

 「羌カイの舞のような独特なリズムで敵をなぎ倒していく『人間離れした動き』」を表現するため、3カ月にわたってトレーニングを積んだといい、「それを常に意識しながらアクション部の皆さんと体の細部まで一から作り上げていきました。撮影では、生きるか死ぬかの緊迫した激しいシーンも多く、生き延びるため、一生懸命戦いました。思い出すだけで目の奥が熱く戦闘モードになりそうです。格好良い羌カイを目指して挑みましたので楽しみにしていただけるとうれしいです!」と話した。

 「キングダム」は、2006年からマンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の人気マンガ。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信の活躍や、後に始皇帝の名で知られるようになる秦王・えい政など英雄たちのドラマを描いている。映画では信を山崎さん、えい政を吉沢亮さんが演じている。

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