俳優の山崎賢人さんが7月4日、東京都内で行われた主演映画「キングダム 運命の炎」(佐藤信介監督、7月28日公開)のワールドプレミアに登場。自身にとって「キングダム」とはと聞かれた山崎さんは、「信と一緒に生きてきた4~5年は、自分の人生そのものだなという感じがしています」と思い入れたっぷりに話し、会場から大きな拍手を浴びていた。
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映画「キングダム」シリーズは本作で3作目となるが、山崎さんは「ここ4、5年ずっと『キングダム』と(演じる主人公の)信と一緒に生きてきた人生。『キングダム』と信から教わることもたくさんあるし、自分の人生のかなり大事な部分が信になっている」と口にし、「『キングダム』では自分の人生を重ね合わせて信を演じている。同世代のみんなもそうだし先輩方ともご一緒して、みんなで一つの作品を作るという。個人的な山崎の部分と信が似ている」と作品と役への熱い思いを語った。
2019年公開の映画第1作、2022年公開の第2作は、それぞれその年の邦画実写作品で興行収入1位を記録。シリーズ累計では100億円を突破していることについて、山崎さんは「『1』の時から考えると、どんどん『キングダム』が作品として大きくなっていっていて感動している。『1』『2』とたくさんの人に愛してもらって、見てもらって、一緒に熱くなってこられたのかなと思っています」と感謝し、「すごいものができました。すっごい疾走感があって、ずっと目が離せない時間になると思う。『キングダム』と一緒に皆さんも熱くなってもらいたい」呼びかけていた。
「キングダム」は、マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で2006年から連載中の原泰久さんの人気歴史マンガ。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す信や、後に「秦の始皇帝」となる秦王・エイ政たちの活躍を描く。既刊68巻のコミックスの累計発行部数は9700万部を突破。映画シリーズ3作目の本作は、秦と復讐(ふくしゅう)に燃える趙が激突する「馬陽(ばよう)の戦い」を中心に、秦王・エイ政の知られざる過去も描かれる。
イベントには、吉沢亮さん、橋本環奈さん、清野菜名さん、岡山天音さん、三浦貴大さん、高島政宏さん、要潤さん、山田裕貴さん、片岡愛之助さん、佐藤浩市さん、大沢たかおさん、佐藤監督も出席した。
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