カムカムエヴリバディ:虚無蔵、ハリウッドのオファーを断固拒否 視聴者「なぜあそこまで頑な?」といぶかる声も

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で伴虚無蔵を演じる松重豊さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で伴虚無蔵を演じる松重豊さん (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第104回が3月29日に放送。虚無蔵(松重豊さん)がハリウッドのオファーを断り続けていたことが明らかになった。

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 第104回では、道場にやってきたアニー平川(森山良子さん)が虚無蔵と遭遇。これまで何通もオファーの手紙を書いていたことが判明。アニーはハリウッド映画「サムライ・ベースボール」のメインキャラクターとして監督に推薦したい旨を伝えるが、虚無蔵は「西洋映画に関心なし!」と返事していなかった。

 アニーは虚無蔵に、演技や殺陣を監督らに見せてほしいと懇願するも、虚無蔵は「お申しはありがたく存じ候(そうら)えども、御免(ごめん)被る」と取り付く島もない。ひなた(川栄さん)も「ハリウッドですよ!」「直接キャスティングしてもらえるチャンスですよ!」と説得するが、虚無蔵は「くどい!」と一蹴。道場から去ろうとしたところに、木刀を手にした五十嵐(本郷奏多さん)が現れ、この回のエンディングを迎えた。

 これまで時代劇を盛り上げるために活躍していた虚無蔵だが、ハリウッド映画からのオファーを拒否していたことが分かり、SNSでは「ハリウッドからのじきじきのオファー断っちゃう虚無蔵さん」「虚無蔵さんのハリウッド嫌いは、筋金入りだなあ」といった声のほか、「虚無蔵さんはなぜあそこまで頑(かたく)なにハリウッド映画出演を拒むのか」「なぜ虚無蔵さんはそんなに拒否?」と何か理由があるのではないかといぶかる声もあった。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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