ジョジョの奇妙な冒険:アニメ10周年記念展 絵コンテ、原画 石仮面の立体模型 岸辺露伴「ピンクダークの少年」実物大コミックスも

展覧会「ジョジョの奇妙な冒険 アニメ10周年記念展」の様子
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展覧会「ジョジョの奇妙な冒険 アニメ10周年記念展」の様子

 荒木飛呂彦さんの人気マンガが原作のアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズが10周年を迎えることを記念した展覧会「ジョジョの奇妙な冒険 アニメ10周年記念展」が、東京・池袋のサンシャインシティ 文化会館ビル3階 展示ホールCで開催されている。アニメの10年間の歴史を振り返る展覧会で、歴代主人公、歴代ボスキャラの等身大オブジェ22体が並び、台本や絵コンテ、設定画など貴重な資料が展示されている。

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 展覧会は、第1部「ファントムブラッド」から第6部「ストーンオーシャン」までのアニメシリーズのキャラクターたちが集結する初の記念展示会。展示はシリーズごとに分かれており、「ファントムブラッド」のエリアには、ジョナサン・ジョースターやディオなどのキャラクター設定や、ジョースター邸の意匠を細部まで確認できる美術設定が並び、石仮面の立体模型も間近で見ることができる。

 第2部「戦闘潮流」のエリアは、柱の男たちが眠る地下遺跡の壁をイメージしたフォトスポットが設置されている。シーザーの死に絶叫するジョセフ・ジョースターや、シーザーとワムウの激闘、エシディシの涙といった名シーンの原画や絵コンテが並ぶ。

 第3部「スターダストクルセイダース」のエリアは、日本からエジプトまでを旅した空条承太郎たちをたどるような展示構成となっており、スタンドを暗示するタロットカードやエジプト9栄神のカードが並ぶ。第4部「ダイヤモンドは砕けない」のエリアは、舞台である杜王町にもクローズアップした内容で、各スポットの美術設定を展示。岸辺露伴の代表作「ピンクダークの少年」のコミックスを実物大で再現した展示も見どころの一つとなっている。第5部「黄金の風」エリア、第6部「ストーンオーシャン」エリアもシリーズの世界観をイメージした展示が楽しめる。

 コラボカフェ「JOJO10years Anniversary cafe」も併設し、コラボフード、ドリンクが提供される。

 9月4日まで。以降、全国各地に巡回予定。

 (C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険THE ANIMATION PROJECT(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SO製作委員会

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