坂本サク監督が個人制作する劇場版アニメ「アムリタの饗宴」(2023年5月26日公開)の公開アフレコが10月23日、東京都内で行われ、主人公の女子高生・たまひを演じる声優の内田真礼さんが登場した。同作は、主人公・たまひがさまざまな怪異や未知の恐布に襲われるホラー作品で、内田さんは「本編では今回のアフレコよりもさらにすごいシーンがありますし、結構やばい生き物がたくさん出てきます。その怖さを皆さんに届けるために、今日のアフレコにあわせて、喉の調整をしてきました。『喉が終わってもいい!』という気持ちでやらせていただきました」とアフレコを振り返った。
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内田さんは「日常でここまで叫んだり、恐怖を感じることはないので、収録そのものも楽しいです。ホラーのいいところは、普段経験できないことを映像の中で追体験でき、ある種の爽快感を味わえること。私自身、怖いながらも楽しく収録しています。きょうも思い切ってやらせていただきました」と話した。
同作は、個人制作した劇場版アニメ「アラーニェの虫籠」(2018年)がアヌシー国際アニメーション映画祭のミッドナイトスペシャル部門に出品されるなど話題を集めた坂本監督の最新作。「アラーニェの虫籠」の前日譚(たん)となり、前作に続き、坂本監督が原作、脚本、アニメーション制作を一人で手がけることも話題になっている。
内田さんは、“ほぼ一人で制作する劇場版アニメ”に声優として参加し、「スタジオにはほぼ人がいなくて監督一人だけで……(笑い)、とてもビックリしました。普段はあまり体験しない形式ですが、収録中は監督のいっていることをよく聞いて、二人三脚で映像を作る楽しさを感じながらやっています」と感想を語った。
同作の見どころについて「気持ち悪さは群を抜いています。なんだか分からないけれど、やばいところに来てしまったという感覚です。冒頭ではるひとアキとユウの3人が歩いて出てくるところからこの作品の世界観に引き込まれます。冒頭30秒に注目です!」とアピールした。
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