女優の宮澤エマさんが、神木隆之介さん主演で4月3日にスタートするNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」に出演することが1月20日、明らかになった。宮澤さんは、浜辺美波さん演じる寿恵子の叔母・笠崎みえを演じる。
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「らんまん」は、明治から昭和にかけての激動の時代、愛する草花と向き合い続けた日本の植物学の父、牧野富太郎の波瀾(はらん)万丈の人生を描く。2021年放送のNHK連続ドラマ「群青領域」(総合)などを手がけた長田育恵さんが脚本を担当する。主人公の槙野万太郎を神木さん、妻の寿恵子を浜辺さんが演じる。
みえは、まつ(牧瀬里穂さん)の妹で、東京・新橋にある料理屋のおかみ。新政府の役人と懇意にしており、寿恵子が玉のこしに乗れるよう世話を焼く。
宮澤さんは「歯に衣(きぬ)着せぬ物言いが多い、考えが気持ち良いくらいハッキリとした女性です。明治の新しい価値観を取り込もうとする『粋な東京の女』といったイメージでしょうか。ひと言多いような、おせっかいにも思える発言が多々ありますが、女性として自立して生きていく選択肢が多くなかった時代に、寿恵子に愛情を持ってアドバイスしているようにも感じられて、めい思いの情の厚い人ではないかなと感じています」と解説する。
初めて出演した朝ドラは「おちょやん」(2020年度後期)の栗子役。宮澤さんは「映像作品の経験も浅く、お着物にお作法、三味線、大阪ことば、と課題が多く、三味線を片手に大阪と東京を行き来して、必死にお稽古(けいこ)を重ねた思い出があります。また私個人の名前を知らなくても『栗子さん』というキャラクターのおかげでたくさんの方に認知していただけるきっかけになった大事な作品です」と朝ドラへの思いを語った。
「東京編」のキャストとして成海璃子さん、田辺誠一さん、いとうせいこうさん、池内万作さん、大東駿介さん、池田鉄洋さん、安藤玉恵さん、山谷花純さん、中村蒼さんも出演する。
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