女優の上戸彩さんが、今春に放送されるドラマ「ひとりぼっち-人と人をつなぐ愛の物語-」(TBS系)に出演することが2月7日、明らかになった。「自分はひとりぼっち」だと心を閉ざして生きていた主人公・杉信也(相葉雅紀さん)に、立ち直るきっかけを与えるヒロイン・内田千秋を演じる。物語の舞台となるおにぎり専門店「たちばな」の常連客で、臨月の妊婦。水道メーター検針員として働く信也が検針を担当するエリアに住んでいる、という役どころだ。
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ドラマは、人気シリーズ「渡る世間は鬼ばかり」など、数々の名作ドラマを世に送り出してきた石井ふく子さんが3年ぶりにプロデューサーを務める新作で、石井さんが最も親交の深い脚本家だった故・橋田壽賀子さんにささげる愛の物語。15歳で両親も家も失い、その数年後には大好きだった姉までも病気で亡くしてしまった主人公が、友人に誘われて訪れた「たちばな」で、亡き姉にそっくりな店主と出会い、変化していく様を描く。
上戸さんは2012年に放送された「金子みすゞ物語−みんなちがって、みんないい−」など、石井さんが手がけるドラマに数多く出演しており、「石井ふく子先生とまた作品をご一緒できる機会をいただけてとてもうれしかったです。石井ふく子組はいつも本当に温かい空気が流れる現場で、今回も変わらない空気感に懐かしさを感じていました」とコメント。
「昔からお世話になっている俳優さんや顔なじみのスタッフの方々に久々にお会いできたことも大変うれしくて。コロナ禍になってからは会うことも難しい時期がありましたので、今回の現場は同窓会のような懐かしさも感じつつ、楽しみながら撮影に臨ませていただきました」と振り返っている。
坂本冬美さん、一路真輝さんの出演も発表された。坂本さんは「たちばな」の店主で、信也の亡き姉とうり二つの立花香、一路さんは「たちばな」唯一の従業員・藤森聡美を演じる。
「たちばな」は香が一念発起して始めた店で、苦労しながらも聡美と二人三脚で歩み、行列ができるほどの人気店へと成長した。千秋をはじめ常連客も多く、常連同士の交流も盛ん。そんな店の環境も信也の人生に影響していく。
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