宝島社がその年に人気のあったライトノベルを発表するムック「このライトノベルがすごい!2021」の単行本・ノベルズ部門で1位に選ばれたことも話題の「異修羅」(KADOKAWA)がテレビアニメ化されることが分かった。メインキャスト第1弾も発表され、梶裕貴さんが“一人目”の修羅のソウジロウ、上田麗奈さんが“強者”による理不尽な力で日常を奪われた少女・ユノをそれぞれ演じることが分かった。ユノのビジュアル、変わり果てたナガン市を描いたビジュアルも公開された。
ウナギノボリ
解説:朝ドラ“メガネっ娘”の系譜 過去にもブレークした俳優が
梶さんは「最強たちによる、まさに最強の異世界バトルファンタジー! ラノベならではの世界観、アニメならではの表現に、僕も大興奮しております。自信に満ちあふれ、強敵と闘うことのみを純粋に求めているソウジロウの姿には、ある種の漢(おとこ)のロマンを感じます。演じていて、最高に気持ちの良いキャラクター! 放送まで、今しばらくお待ちください!」とコメント。
上田さんは「あらゆるシーンが残酷なほど美しく描かれていて、第1話のアフレコからゾクゾクが止まりませんでした。ユノちゃんは、強い者に対して無力な普通の女の子。彼女の目線で見た“最強”の英雄たちは、とても恐ろしい存在です。ぜひユノちゃんが抱える想(おも)いにも注目しつつ、物語を楽しんでいただけますと幸いです!」と話している。
原作著の珪素さんは「『異修羅』のアニメ化が発表されました。この場を借りて私の口からも感謝を申し上げます。原作を読み、購入し、応援してきた読者の皆様の足掻(あが)きは……我々の野望である『異修羅』のアニメ化のために、実に役に立ってくれました。驚きましたか? 全てはこのための計画--いずれ偉大なる制作スタッフ様が素晴らしき仕事の数々をこの地上へともたらし、皆様へと真の『救済』を賜(たまわ)ることでしょう。では皆様、『異修羅』アニメの到来を、楽しみにお待ちください」とコメントを寄せている。
「異修羅」は、珪素さん作、クレタさんイラストのライトノベルで、魔王が殺された後の世界を舞台に、魔王さえも殺しうる“修羅”たちが本物の勇者という栄光を求め、戦う姿を描いている。
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