週刊少年ジャンプ:少年マンガ誌初 推理ゲーム「マーダーミステリー」を体験できるマンガ

「週刊少年ジャンプ」16号に掲載される「キミと青いヨルの」(C)宇佐崎しろ/集英社
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「週刊少年ジャンプ」16号に掲載される「キミと青いヨルの」(C)宇佐崎しろ/集英社

 推理ゲーム「マーダーミステリー」を体験できる読み切りマンガ「キミと青いヨルの」が、3月20日発売のマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)16号に掲載されることが分かった。「マーダーミステリー」は、複数人が集まって用意されたシナリオの登場人物になりきり、推理を楽しむゲーム。マンガは、読者が物語の登場人物になりきって楽しむ4人用の「マーダーミステリー」で、初心者用に特設サイトも用意される。プレー時間は約1時間半。「マーダーミステリー」をプレーできるマンガが週刊少年マンガ誌に掲載されるのは初めて。

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 「リアル脱出ゲーム」などの企画・プロデュースを手掛ける「SCRAP」のきださおりさんが原作、マンガ家でイラストレーターの宇佐崎しろさんが作画を担当する。ゲームデザイナーの篠田築さんがゲーム制作、「天神-TENJIN-」の構成を手掛けた田岡宗晃さんがネーム構成を担当する。

 「キミと青いヨルに」は、読者が登場人物の高校生になりきり、3週間前に起きたクラスメートの女子高生・綱元梨乃の失踪事件の解明に挑む。4人の中に、犯人が1人隠れており、犯人役になったプレーヤーは犯人であることが暴かれないように振る舞う。ほかの3人のプレーヤーは、マンガのシナリオを進めるごとに明らかになる手がかりを元に議論を交わし、推理する。

 きださんは「『マンガからはじまる“あなた”の物語』が、どんなストーリーだったら楽しんでもらえるかなと、遊んでくれる皆さんを想像しながら原作を務めさせていただきました。宇佐崎しろ先生が描く梨乃ちゃんの瞳に吸い込まれながら、みなさんだけの体験を楽しんでみてください!」とコメントを寄せている。

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