光る君へ:高橋光臣が“本郷奏多”花山天皇の叔父・藤原義懐役 「平安時代の人々の鼓動や息づかいを感じられる作品に」

2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原隆家を演じる高橋光臣さん(C)NHK
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2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原隆家を演じる高橋光臣さん(C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ光る君へ」の新キャストが、公式X(ツイッター)で8月31日に発表され、高橋光臣さんが藤原義懐(ふじわらの・よしちか)役で出演することが分かった。

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 義懐は、花山天皇(本郷奏多さん)の叔父。若い天皇を支える役として急速に出世するが、藤原兼家(段田安則さん)の謀略によって天皇は退位し出家。一夜にして権力を失う羽目になる。

 高橋さんは「龍馬伝」(2010年)、「西郷どん」(2018年)に続き、3作目の大河ドラマ出演。「大河ドラマは日本の歴史を、フィクションを交えながらも、面白く、忠実に描いていく日本最高峰のドラマだと思っております。『光る君へ』も平安時代の人々の鼓動や息づかいを感じられる作品になると思います」と話す。

 演じる義懐については、「序盤のヒール役になる人物です。天皇を支えつつも権力に溺れていく。頭脳明晰(めいせき)で政治に対する嗅覚も鋭く、また周りを差し置いてどんどん出世していくので、その風格を出せるのか悩みました……歩き方、声色、姿勢、所作など……。平安時代の人物を演ずることはなかなかないことなので、当時の人々の苦労や楽しみを感じながら、藤原義懐になれたら」と意気込みを語った。

 「光る君へ」は平安時代が舞台で、世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部が主人公。きらびやかな平安貴族の世界と、変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語を描く。

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