ティアムーン帝国物語：追加キャストに増田俊樹、斎藤楓子、高橋李依、古川慎　第2弾PVで上坂すみれのOPも

　小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気の餅月望さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「ティアムーン帝国物語～断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー～」の追加キャストが発表され、増田俊樹さん、斎藤楓子さん、高橋李依さん、古川慎さんが出演することが分かった。

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　増田さんは忠義に厚く、文武に優れたシオンの従者のキースウッドを俊樹さん、斎藤さんはメイドとしてティオーナに仕える少数部族出身のリオラ・ルールー、高橋さんはもっさりした黒髪と丸眼鏡が特徴のクロエ・フォークロード、古川さんはティアムーン帝国で最強とも呼ばれる剣士のディオン・アライアをそれぞれ演じる。

　主人公・ミーアらの活躍を描き、上坂すみれさんが歌うオープニングテーマ（OP）「ハッピーエンドプリンセス」が流れる第2弾PVもYouTubeで公開された。

　増田さんは「シオンの従者であるキースウッドに一番感じたのは、プロフェッショナルさでした。理性的で腹に一物抱えていそうな雰囲気ですが、面倒ごとに巻き込まれやすい体質な部分も見え、どちらの良さも感じられるように演じたいと思います」とコメント。

　斎藤さんは「オーディオブックでも担当させていただいているのですが、こうして一つの役としてほかの方々の中でお芝居をするのはまた違った楽しさがあり、ドラマCDの時と同じようにドキドキしながら現場に行きました。リオラはとにかく元気で野生的で、ティオーナ思いの良い忠臣です。そんなリオラのエネルギッシュで可愛い魅力がアニメでも伝わればいいなと思っています」と話している。

　高橋さんは「大商会の娘でありながらも内気で人見知りなクロエちゃん。皇女のミーア様とのご縁に際して、彼女と一緒にちょっとずつ距離感を探っていきました。ぜひそのご縁がどうつながっていくのか、登場を楽しみにお待ちいただきたいです」とコメントを寄せている。

　古川さんは「ディオンさんは前周回の時間軸でミーア姫を処刑したその人であり、姫からは非常に恐れられています。しかし、平素の彼はひょうひょうとしながらも実務をこなす“デキる大人”なので、大変格好良い人物だと思います。収録ではその感じが出るように努めさせていただきました」と語っている。

　放送直前特番「ティアムーン帝国物語 ～放送事故から始まる、生放送特番～」が9月23日午後9時からYouTubeで生配信されることも発表された。上坂さん、楠木ともりさん、高尾奏音さんが登場する。

　同作は、わがまま姫とさげすまれ、民衆の革命により20歳の時に断頭台で処刑された帝国の皇女・ミーアが、なぜか12歳の自分にタイムリープし、ギロチン処刑の運命を回避するために奮闘する……というストーリー。アニメは、伊部勇志さんが監督を務め、SILVER LINK.が制作する。10月7日からTOKYO MX、MBSほかで放送される。

　◇キャスト（敬称略）

　ミーア・ルーナ・ティアムーン：上坂すみれ▽アンヌ・リトシュタイン：楠木ともり▽ルードヴィッヒ・ヒューイット：梅原裕一郎▽アベル・レムノ：松岡禎丞▽シオン・ソール・サンクランド：堀江瞬▽ティオーナ・ルドルフォン：高尾奏音▽ラフィーナ・オルカ・ヴェールガ：東山奈央▽キースウッド：増田俊樹▽リオラ・ルールー：斎藤楓子▽クロエ・フォークロード：高橋李依▽ディオン・アライア：古川慎