上坂樹里:「いちばんすきな花」で「この子誰!?」と話題に 18歳美少女、オーディションでつかんだチャンス

上坂樹里さん
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上坂樹里さん

 10月期のフジテレビ系連続ドラマいちばんすきな花」にたった1話の出演だったにもかかわらず、注目を集めた上坂樹里(こうさか・じゅり)さん。11月30日放送の第8話で、志木美鳥(田中麗奈さん)の中高生時代を好演し、SNSでは「この子誰!?」「綾瀬はるかさんや川口春奈さんに似てた」「すごく惹(ひ)かれる、売れそう」などと話題になった。モデル、俳優として活躍する高校3年生の18歳に、同作の反響への思いや現在の目標などを聞いた。

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 ◇赤ちゃんの頃「綾瀬さんに似てるって」

 上坂さんは2005年7月14日生まれ、神奈川県出身。12歳のとき、エイベックス主催のコンテスト「キラチャレ2017」で審査員特別賞を受賞して芸能活動を開始。2021年にはティーン向けメディア「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)のオーディションに合格し、同年からSeventeenモデルとして活動している。

 「いちばんすきな花」への出演は、オファーを受けたのではなく、オーディションだったという。

 「中高生時代の美鳥役を決めるオーディションで、村瀬(健)プロデューサーと高野舞監督の前でお芝居をしました。もともと1話から見ていたドラマだったので、合格の連絡をいただいたときは、うれしかったです!」

 演じたのは、親との関係が良好ではなく、学校でもつらい日々を過ごしている少女。「孤独感」を意識した。

 「撮影までに(田中麗奈さんの)大人の美鳥の映像をチェックすることができなかったので、どんな学生時代だったのか、自分なりに解釈して演じました。監督からは『最後まで笑顔を見せないでほしい』というリクエストだったのですが、私はついつい口角が上がってしまうのが癖なので、そこは特に注意しました」

 第8話がオンエアされると、上坂さんの演技力と美貌にネットは騒然。多くの視聴者の“気になる存在”となり、インスタグラムのフォロワーは放送前と比べて約1万5000人以上増加した。

 「今までで一番知り合いから連絡をもらいましたし、SNSの反響もいただきました! 実は私も放送日に“エゴサ”しながら、ドラマを見ていたのですが……(笑い)。美鳥の孤独感に気を付けて演じたからこそ、その部分を褒めてもらったコメントがあったときは、ちゃんと伝わってくれて良かった!と安心できました」

 反響の声の中には「綾瀬はるかさんや川口春奈さんに似てた」といったコメントも見られたが、本人はどう思っているのだろう。

 「大変恐れ多いのですが、うれしいです(笑い)! 母からも最近『赤ちゃんの頃、綾瀬さんに似てるって言われていたよ』と言われて。赤ちゃんの頃に似てるってどういうこと?と思ったのですが(笑い)。でも、そうやって注目していただけることは、ありがたいです」

 ◇年末のNHKドラマに出演「お風呂で練習しました」

 今年3月放送のNHKドラマ「生理のおじさんとその娘」では、原田泰造さん演じる主人公の生理用品メーカー広報マンの娘を演じるなど、若手俳優として活躍中の上坂さん。しかし、もともとはモデル志望だったという。

 「モデルを目標に芸能活動を始めたのですが、事務所に入ったときに受けたお芝居のレッスンで、今まで味わったことのない楽しさを感じて! それからは事務所のワークショップに通ってお芝居の勉強をしてきました」

 俳優業の楽しさは「自分以外の人生を味わえること」。「自分とは全く性格の違う人物や、自分ではあり得ないような人生を体感できることが、すごく好きですし、面白いです。大変なことも多々ありますが、それでも“楽しい”が勝ります」と笑顔で話した。

 オーディションでつかんだチャンスを見事物にし、注目を集めているが、現在の心境を尋ねると「プレッシャーはすごくあります」と苦笑い。「でも、期待していただけていることはうれしいですし、好きなお仕事なので、今後もたくさんの作品に出演できるよう頑張りたいです!」と力を込める。

 直近では、12月26~28日にNHKで3夜連続で放送されるドラマ「あれからどうした」(総合、午後11時)の第2話「久保家の隠しごと」(27日放送)に出演する。人間の「表と裏」をテーマに、オムニバス形式で描かれる今作では、「東京03」の角田晃広さんと西田尚美さんと共演する。

 父親役の角田さん、母親役の西田さんと丁々発止の掛け合いを繰り広げるが「せりふ量がすごくて……! せりふを覚えるのに今回は一番時間が掛かりました(笑い)。ひたすらお風呂で読んで練習しました」と振り返りつつ、「共感できるところがいっぱいの、ほっこりする家族のお話になっているので、ぜひ家族で見てほしいです」とアピールした。

 現在高校3年生。来春卒業だが、大学には進学せず、俳優業に一層力を入れていく。来年の目標は「映画に出演することです」と即答。「まだ映画に出演したことがないので……いつか映画館のスクリーンで自分を見ることが夢なんです!」と声を弾ませた。


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