山路和弘:2025年大河ドラマ「べらぼう」出演 教養人の妓楼主・扇屋に

2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」に出演する山路和弘さん
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2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」に出演する山路和弘さん

 声優で俳優の山路和弘さんが、横浜流星さん主演で2025年に放送されるNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」に出演することが2月21日、分かった。山路さんは、松葉屋(正名僕蔵)と共に吉原を取りまとめる妓楼・扇屋の主を演じる。

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 「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築き、“江戸のメディア王”として時代の寵児となった“蔦重”こと蔦屋重三郎の生涯を描く。脚本は、2013年後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ごちそうさん」や、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手掛けてきた森下佳子さんが担当する。今年夏頃にクランクインする予定。

 山路さんが演じる扇屋は、「墨河」という号を持ち、俳句、和歌、画などをたしなむ教養人で、遊女たちにも和歌や書を習わせ、花扇、滝川といった名妓を育てた。

 山路さんは「この時代、人物、特に絵師たち物書きたち版元たち。実は私の大好物でして。十返舎一九や、この蔦重も好きでやらせていただいたことがございます。さまざまな思惑が渦巻く中、生き残りをかけ江戸市中を、そして吉原を全力疾走する姿。たまりません。さて今回いただいた『扇屋』というお役。蔦重の敵やら味方やら、善人やら悪人やら(多分後者でしょうが……)まだ判(わか)りかねますが、いかが相成りますことやら。乞うご期待」とコメントを寄せている。

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