女優の竹内結子さんが26日、東京都内で行われた主演映画「ストロベリーナイト」の初日舞台あいさつに登場。10年放送のスペシャルドラマから、たたき上げの女性刑事・姫川玲子を3年にわたり演じた竹内さんは、今回の映画で“最後の事件”を迎えたことに「これで最後なんですよね」としみじみ。“姫川班”の部下役の西島秀俊さんや小出恵介さんなどから“班長”に向け、感謝とねぎらいの言葉をかけられると、感激した表情を見せた。
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また、3年間を振り返った竹内さんは「終わってしまえばあっという間。この日を迎えたことでそれが吹っ飛んでしまうような気がして。そりゃ、寂しいですよ」と思いを吐露。「みんなが大変だった3年。私たちの思いが3年分きっちりつまった作品になっているので、皆さんが受け止めてください」とファンに向けてアピールした。
「ストロベリーナイト」は、誉田哲也さんの大ヒットミステリー小説が原作で、竹内さん演じるノンキャリアながらも異例のスピード出世を遂げた警視庁捜査1課の主任警部補・姫川が事件の解明に挑む本格サスペンス。10年にスペシャルドラマ、12年に連続ドラマとして放送された。
今回の映画は小説「インビジブルレイン」が原作。暴力団構成員の連続殺人事件を追う姫川は、背後に何重にも隠蔽(いんぺい)された複雑にからまった警察組織があることに気付き、その闇を暴こうとする……という物語。ドラマに引き続き、西島さん、小出さん、「関ジャニ∞」の丸山隆平さんら警視庁捜査1課の姫川班メンバーや武田鉄矢さん、新たに、暴力団幹部・牧田を大沢たかおさん、絶大な信頼を集める捜査1課長・和田を三浦友和さんが演じる。
舞台あいさつには主要キャストが登場。タイトルにかけ、イチゴで作られた看板を使って写真撮影を行った登壇者は、撮影後、イチゴを観客の前でつまみ食いして場を盛り上げた。(毎日新聞デジタル)
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