注目ドラマ紹介:「桜ほうさら」 宮部みゆきの時代小説をフル4Kでドラマ化

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 俳優の玉木宏さんが主演の時代劇「桜ほうさら」(NHK総合)が2014年1月1日に放送される。宮部みゆきさんの同名小説が原作で、玉木さんが剣は苦手だが、心優しくお人よしな武士を演じる。また、NHKのドラマでは初めて、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つフル4Kで制作。ハイビジョンに変換して放送する。

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 玉木さんが演じる古橋笙之介は剣は苦手だが、学問に秀でた武士。笙之介の父(桂文珍さん)は、上総国搗根藩で小納戸役を務めていたが、賄賂を受け取った疑いをかけられて自刃してしまう。笙之介は、父の汚名をすすぐため、江戸深川で長屋暮らしをしながら、事件の真相究明にあたることになり、個性的で情に厚い江戸の人々に助けられながら、奔走する。なお、タイトルは、「ひどいめに遭いましたね」という意味の「ささらほうさらだねえ」という南信州や甲州の言葉と、物語のキーとなる“桜”をからめた造語で、セリフにも登場する。

 顔や体にアザのあり、周囲の人に心を閉ざしていたが、笙之介との出会いをきっかけに心を開くようになる仕立屋の娘・和香を貫地谷しほりさん、搗根藩江戸詰留守居役で笙之介を江戸に呼ぶ坂崎重秀を北大路欣也さんが演じる。さらに、橋本さとしさんや萬田久子さん、六角精児さん、市毛良枝さん、高島礼子さん、風間杜夫さんら豪華出演者に加え、タレントの武井壮さんも出演。脚本は、映画「宇宙兄弟」やドラマ「東京バンドワゴン~下町大家族物語」などの大森美香さんが担当している。

 NHK総合で14年1月1日午後7時20分~8時48分に放送。

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