人気グループ「関ジャニ∞」の錦戸亮さんが19日、東京・六本木のテレビ朝日で主演ドラマ「サムライせんせい」（同局系）の制作発表会見に出席。現代にタイムスリップする実在の幕末の志士・武市半平太（たけち・はんぺいた）を演じる錦戸さんは、ちょんまげ頭にサムライ装束といういでたちで馬に乗って登場し、17年ぶりという乗馬姿の披露に「今年一番くらい恥ずかしかったですね」と照れ笑いした。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　さらに、錦戸さんは「この格好で馬に乗って六本木ヒルズで、外国の方もいて複雑な顔してたので……。ざわつきました。心が」と苦笑い。一方、現代にタイムスリップする坂本龍馬役の神木隆之介さんもジャケット姿で馬にまたがって登場。乗馬は2年ぶりだといい「すごく楽しかったんですけど、どういう顔をして良いのか分からなくて、恥ずかしい気持ちがありましたね」とこちらも照れ笑いだった。

　「サムライせんせい」は黒江S介さんの同名マンガを初めてドラマ化した作品。錦戸さんが演じる幕末の土佐藩士・武市半平太が150年後の現代、群馬県の片田舎にある村にタイムスリップし、学習塾の先生となってさまざまな問題を解決していくコメディー。神木さん演じる龍馬は、半平太より1年前に現代にタイムスリップしたが、すぐに現代になじんでジャーナリストとして東京で暮らしているという設定だ。

　錦戸さんと初共演となる神木さんは「撮影に入る前には『良いお兄ちゃんになってくれれば』と言っていたんですが、最初に（現代で再会した2人が）抱き合うシーンがあって、年上の良いお兄ちゃんというより同士という感じが芽生えた」とコメント。錦戸さんも「ハグから入ったからね（笑い）。ドラマの中でもそこで初めて笑ったシーンだったので、楽しかったです」と笑顔で語っていた。

　会見にはドラマに出演する比嘉愛未さん、藤井流星さん（ジャニーズWEST）、黒島結菜さんも出席した。23日から毎週金曜午後11時15分（一部地域を除く）に放送予定。主題歌は「関ジャニ∞」の新曲「侍唄（さむらいソング）」（12月2日発売予定）に決定した。