大谷翔平:「徹子の部屋」初出演 徹子は感動で「ワーッ!」

スペシャル番組「徹子の部屋 祝40周年 最強夢トークスペシャル」に出演する(左から)マツコ・デラックスさん、大谷翔平選手、黒柳徹子さん=テレビ朝日提供
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スペシャル番組「徹子の部屋 祝40周年 最強夢トークスペシャル」に出演する(左から)マツコ・デラックスさん、大谷翔平選手、黒柳徹子さん=テレビ朝日提供

 投手と野手の“二刀流”で活躍しているプロ野球・日本ハムの大谷翔平選手が11日午後7時に放送されるスペシャル番組「徹子の部屋 祝40周年 最強夢トークスペシャル」(テレビ朝日系)にゲスト出演することが2日、明らかになった。大谷選手が「徹子の部屋」に出演するのは初めてで、出演を熱望していたという番組MCの黒柳徹子さんは「ずっとお会いしたいとは思っていましたが、あんなにかっこいい人物を見たのは生まれて初めて」と大興奮。対面時には「ワー! ワーー!! ワーーーッ!!!」と感動で、言葉にならない叫びを上げるほどだった。

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 スペシャル番組は、2日に放送開始40周年を迎えたトーク番組「徹子の部屋」(毎週月~金曜正午)の特別版。黒柳さんの“妹分”としてタレントのマツコ・デラックスさんも出演する。大谷選手がスーツ姿で“部屋”に現れると、「ドラフトの時から注目していました」という黒柳さんは「ワー! ワーー!! ワーーーッ!!!」と感激。マツコさんも「かわいいわねー」と言うなり、大谷選手の体にタッチし、黒柳さんから「そんなに触って、いけないのよ!」とたしなめられる一幕もあったが、大谷選手の快諾を得て、黒柳さんも二の腕周辺の筋肉をチェックする。

 また、黒柳さんは、これまで野球を知らないために思いもよらぬ質問を一流選手に投げかけ、話題になることもあったが、今回は「あなたのために勉強した」と言い、野球に関するトークを展開。大谷選手が「詳しいですね」と驚くほどの変身ぶりで、「投手も打者もあなただったら、どういう試合になる?」「初めからメジャーにいらっしゃりたかったんじゃない?」「投げる時は右腕、打つ時はどっちの腕の方を使いますか?」などと質問を浴びせ、寮生活を送る大谷選手の日常や、好きな女性のタイプなども聞き出していく。

 収録を終えた大谷選手は「まさか『徹子の部屋』に出られると思っていなかったので、出演できてうれしかったです。さらにマツコさんともお会いできて、すごく楽しかったです」と振り返り、「これからももっと長く続けていっていただいて、また出演させていただく機会があったら、よろしくお願いします。あまりトークがうまくはないのですが、もし僕でよければお昼の『徹子の部屋』にもお邪魔したいです」と語っている。

 特別版には、大谷選手のほか、プロ野球・福岡ソフトバンク会長の王貞治さん、昨年現役を引退した元女子サッカー日本代表の澤穂希さん、女子レスリングの吉田沙保里選手も出演する。

 「徹子の部屋」は、1976年2月2日に放送を開始した長寿トーク番組。毎回、国内外からさまざまなジャンルの人々をゲストに迎えており、ゲストは延べ1万人を超えている。初回は故・森繁久彌さん、1000回目は国文学者の故・物集高量(もずめ・たかかず)さんと久米宏さん、5000回は高橋英樹さん、1万回は近藤真彦さんと少年隊の東山紀之さんが出演だった。放送8961回を迎えた2011年4月27日に、同一司会者による最多放送記録としてギネス世界記録に認定された。

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