元AKB48の川栄李奈さんが、声優として出演する人気テレビアニメ「プリパラ」の劇場版の3作目「プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ」が12日、公開される。4月にスタートするNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に出演することも話題になるなど、女優としての活動が注目されている川栄さん。「プリパラ」はアイドルをテーマとしたアニメで、AKB48時代を「自然体で……と考えていた。人数が多いので、個性を大切にしていた」と振り返る。川栄さんに、女優としての活動やAKB48時代、「プリパラ」について聞いた。
ウナギノボリ
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川栄さんがAKB48時代に大切していたのは“自然体”であることだという。当時は“おバカキャラ”として人気を集めたが「自然体でおバカキャラ。何をやっても許されるので、楽しかったですね。楽しむようにしていました。それにAKB48に入って友人が増えた」と振り返る。一方で「しゃべるのは好きだったけど、ダンスは苦手だった」と話すように苦労もあったようだ。
現在は女優として活躍中で「お芝居をする機会をいただいて、学ぶことが増えました。普段は共演者の方から学ぶことが多いですね。周りをよく見るようにしています」とAKB48時代から変化もあり、成長しているという。
「プリパラ」はアニメやアーケードゲームなどが展開されており、女児を中心に人気を集めている。主人公・真中らぁらが“神アイドル”を目指す姿が描かれており、劇場版では、らぁらたちが、“キラキラ”がなくなったアイドルの聖地・プリパリを救うために奮闘する。川栄さんは、人気キャラクター・ファルルの妹的存在のミニファルルの声優を務め、デヴィ夫人もゲスト声優として出演する。
川栄さんは「プリパラ」について「キャラクターも衣装も可愛いですね」と話し、出演を喜んでいる様子。演技の際に気をつけたことを「子供が見るので怖すぎないように……と言われました。ミニファルルは子供っぽいトーンで、小さいキャラクターなので、見上げるように話すようにしました」と明かす。
また、声優は普段の演技と違い「難しかったすね。声だけで表現しないといけないので。息づかいに合わせるのが難しい。明るくやろうと思ったら、思っている以上に明るくしないといけない」と苦戦したようだ。
アニメの見どころを「アイドルの友情だと思います。踊っているシーンも可愛いです!」と話す川栄さん。「プリパラ」の演技はもちろん、女優としての今後の活動も注目される。
<プロフィル>
かわえい・りな 1995年2月12日生まれ。2010年にAKB48のオーディションに合格。15年8月にAKB48を卒業。卒業後、昨年9月に舞台「AZUMI 幕末編」の主演を務めるなど女優として活動中。
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