Hey!Say!JUMP!伊野尾慧:「ドクターX」で米倉涼子と初共演 フィギュア選手役で華麗な滑りも

「ドクターX~外科医・大門未知子~スペシャル」に主演する米倉涼子さん=テレビ朝日提供
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「ドクターX~外科医・大門未知子~スペシャル」に主演する米倉涼子さん=テレビ朝日提供

 アイドルグループ「Hey!Say!JUMP!」の伊野尾慧さんが、今夏に放送予定のスペシャルドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~スペシャル」(テレビ朝日系)に出演し、主演の米倉涼子さんと初共演することが23日、明らかになった。世界大会出場を目前に控えたフィギュアスケートのメダリスト役で、米倉さん演じる主人公の外科医・大門未知子が手術を引き受ける難病の患者という重要な役どころ。プロフィギュアスケーターの村主章枝さんをコーチに迎えて猛特訓を積んで撮影に臨んだ華麗な滑りも披露する。

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 伊野尾さんは「母が『ドクターX』の大ファンで、いつも見ていたんです。その作品に僕も出られるということで、うれしくて楽しみな気持ちと緊張感がありました」とコメント。初共演の米倉さんと撮影初日に対面した際の心境については「大門未知子(米倉さん)先生を生で初めて見て『やっぱりスカート、短いな!』と思って、ちょっとドキドキしました(笑い)」と告白し、米倉さんを大笑いさせた。

 伊野尾さんが演じるのはクワッドアクセル(4回転半)を跳ぶという偉業を成し遂げたフィギュアスケートのメダリスト・氷室光二郎。今回のスペシャルでは、日本初となる創薬の拠点「クロス医療センター」の病院長・黒須貫太郎(ビートたけしさん)の要請で、未知子が複雑なCTEPH(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)を患った氷室の手術を引き受けることになるが、手術目前に“外科医としての最大の武器”を奪われてしまい……という展開になる。

 フィギュアス選手役は初めてで、スケート経験も「小さい頃に家族で2回くらい行った」程度という伊野尾さんだが、撮影前には村主さんの指導を受けて猛特訓。病を押して練習を再開した氷室がスケートリンク上で倒れて吐血し、未知子に介抱されるシーンでは、片足での滑りも披露。村主さんは「この練習時間で普通はできない! 120点です!」、米倉さんも「私があのリンクに立ったら滑れないし、止まれないと思う。伊野尾くんは体形もちょっと羽生結弦くんに通じるものがあって、フィギュアスケーター役にはピッタリ!」と絶賛している。

 シリーズ初のスペシャルドラマとなる今回は、未知子が金沢を舞台に日本医療界のトップの座を巡る外科と内科の争いに巻き込まれる。ドラマには内田有紀さんや岸部一徳さん、遠藤憲一さん、勝村政信さん、鈴木浩介さん、西田敏行さんらおなじみの面々のほか、たけしさん、生瀬勝久さん、青木崇高さん、橋本マナミさん、岸本加世子さん、橋爪功さんらも出演する。

 「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩くクールで型破りな天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。これまで連続ドラマが第3シリーズまで放送され、高視聴率を記録。今回のスペシャルドラマは、2014年の第3シリーズ以来の新作で、「私、失敗しないので」の決めぜりふで知られる未知子から「私、失敗したので」という衝撃発言も飛び出す。

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