プラレール:一つの車線で複数車両の走行が可能に 57年の歴史で初

タカラトミーの新商品「プラレールアドバンス『H5系新幹線・連続発車ステーションセット』」で使用されているアドバンスリンクシステム
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タカラトミーの新商品「プラレールアドバンス『H5系新幹線・連続発車ステーションセット』」で使用されているアドバンスリンクシステム

 レイアウト内の車両の動きが連動する「アドバンスリンクシステム(ALS)」を採用した「プラレール」の新商品「プラレールアドバンス『H5系新幹線・連続発車ステーションセット』」が10日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の玩具見本市「東京おもちゃショー2016」(日本玩具協会主催)のタカラトミーの発表会でお披露目された。一つの車線に複数の車両を走行させることを可能にしたもので、23日から発売される。

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 「H5系新幹線・連続発車ステーションセット」は「H5系北海道新幹線はやぶさ」と、ALSを搭載した駅型のアイテム「連続発車ステーション」がセットになった商品。「連続発車ステーション」に内蔵されたセンサーで車両の接近を感知することが特徴で、車両の停車中に後続車両の接近を感知すると、停車していた車両が自動発車し、後続の車両が駅に自動停車することなどが可能になる。車両同士が接触せずに、一つの車線に複数の車両を走行させることができるもので、発売から57年を迎える「プラレール」の歴史で初という。価格は6500円(税抜き)で、初年度は5万個の販売を目標としている。

 「東京おもちゃショー2016」は、10日までは関係者向けの商談見本市で、11、12日は一般向けに公開される。入場無料。4日間で16万人以上の来場を見込んでいる。  

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