1980年代に人気を博したSFコメディーのリブート作となる映画「ゴーストバスターズ」(ポール・フェイグ監督)が19日に公開される。映画はニューヨークを舞台に、女性4人が「ゴーストバスターズ」として幽霊退治に奔走する姿を描く。メインキャラクターの4人をクリステン・ウィグさん、メリッサ・マッカーシーさん、ケイト・マッキノンさん、レスリー・ジョーンズさんが演じているほか、「アベンジャーズ」のソー役などで知られるクリス・ヘムズワースさんも出演。「ゴーストバスターズ」(1984年)、「ゴーストバスターズ2」(89年)を手がけたアイバン・ライトマンさんがプロデューサーとして参加している。
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ニューヨークのコロンビア大学で研究を重ねていた素粒子物理学博士エリン・ギルバート(ウィグさん)は、ある日、幽霊本を出版していた過去がばれてしまい、立場が悪くなる。エリンはヒギンズ科学大学で超常現象研究に打ち込む友人で共著者のアビー・イェーツ(マッカーシーさん)を訪ねるが、その場にいた研究仲間のジリアン・ホルツマン(マッキノンさん)とともに、幽霊騒動が起きた屋敷を調査することに。そこで幽霊に遭遇した3人だったが大学をクビになってしまう。そこで3人は超常現象の調査会社を設立するが……というストーリー。
リブート版である今作は、主役はオタク理系女子で、メインキャスト4人の掛け合いに笑わせられ、オリジナル版へのリスペクトが随所に感じられるなど、新旧どちらのファンも存分に楽しめる。数多くのゴーストの中でも、緑色のスライム状のゴーストは前作から引き続き登場し、思わず懐かしさを感じる人も多いだろう。コンピューターグラフィックス(CG)で描かれたファニーなゴーストたちがうごめく姿はぜひ3D版で楽しみたい。痛快なストーリーの流れも良好で、各登場人物もキャラが立っているほか、旧キャストが意外な形で登場しているのもファン心をくすぐる。日本語吹き替え版では、エリン役を友近さん、アビー役を渡辺直美さん、そのほか椿鬼奴さん、「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代さんも出演しており、テンポのいい掛け合いを楽しむなら吹き替え版をオススメしたい。予想の斜め上いく天然キャラぶりで楽しませてくれるヘムズワースさんの怪演ぶりが、絶妙なスパイスとなっている。19日からTOHOシネマズ(東京都新宿区)ほかで全国で公開。3Dも同時公開。(遠藤政樹/フリーライター)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もオーケーと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
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