俳優の神木隆之介さんが28日、東京都内で行われた声優を務めた劇場版アニメ「君の名は。」(新海誠監督)の公開記念舞台あいさつに登場。舞台あいさつでは同作が世界85の国と地域で配給されることが発表され、MCから海外の映画祭で上映される可能性を指摘されると、神木さんは「いいですね! みんなでレッドカーペット歩きたいですね」とノリノリ。共演の長澤まさみさんが、「堂々と歩けばいいんじゃない」とアドバイスすると、「さすがっす! 先輩! 堂々と歩きます」とはしゃいでいた。
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舞台あいさつには神木さん、上白石萌音さん、長澤さん、新海監督が出席。上白石さん演じる女子高生・宮水三葉と夢の中で“入れ替わる”役を演じている神木さんは、映画の内容にちなんで「女性らしい部分」を聞かれると「可愛いものが好き」と告白。「カッコいいものと可愛いものがあったら、可愛いものに反応するんですよ。形とか色とか。そういうところが女子っぽいのかなって思う」と女性的な面を明かし、新海監督から「神木くんの中には明確に女子が住んでますよね。高校生ぐらいの女の子が」とツッコまれる一幕もあった。
また、アフレコ収録時のエピソードとして、上白石さんから「(神木さんが)三葉をやる時の態勢が完全に女子だったんですよ。内股で、手とかもこう(口に当てて)やって」と明かされる場面も。上白石さんは「それでひらめいて、体は(画面には)映らないけど伝わるものなんだと(気づいて)、(自分が)瀧をやるときは、仁王立ちでポッケに手を入れたりした」と自らについても語っていた。
「君の名は。」は、新海監督の約3年ぶりの新作で、1000年ぶりとなる彗星の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉と東京で暮らす男子高生の瀧が、入れ替わってしまう……というストーリー。神木さん、上白石さん、長澤さん、谷花音さん、市原悦子さんらが声優を務めている。同作は26、27日の2日間で59万人を動員し、興行収入は約7億7000万円をあげるなど好スタートをきっている。
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