芳根京子:「べっぴんさん」ヒロイン口癖は「なんかなんかな~」

10月スタートのNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の初週試写会に登場した芳根京子さん
1 / 18
10月スタートのNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の初週試写会に登場した芳根京子さん

 女優の芳根京子さんが5日、東京・渋谷の同局で行われた10月スタートのNHK連続テレビ小説べっぴんさん」の初週試写会に登場。ヒロインのすみれを演じる芳根さんは、2013年の「あまちゃん」の「「じぇじぇじぇ!」や15年の「あさが来た」の「びっくりぽん!」に続く、はやり言葉になりそうな“口癖”を聞かれると「『なんかなんかな~』ってせりふが出てくるんですけど、その言葉が何度も何度も出てきます」と予告した。

ウナギノボリ

 「なんかなんかな~」について芳根さんは、「(ヒロインが)『なんかなんかな~』っていうせりふを言うと、周りにいる人たちが『この子はこのあと何を言い出すんだろう』ってなる」と説明し、「台本で、ここに入れられるかなとか、そういう隙間を見つけると、監督に『ここで言っていいですか?』と相談しています」と明かしてみせた。試写会には父・五十八(いそや)役の生瀬勝久さん、すみれの少女時代を演じた子役の渡邉このみちゃんも登場した。

 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。

 脚本はドラマ「名前をなくした女神」「ファーストクラス」(ともにフジテレビ系)などを手がけ、フリーアナウンサーの羽鳥慎一さんの妻で脚本家の渡辺千穂さんが担当。すみれの母・はな役で菅野美穂さん、姉・ゆり役で蓮佛美沙子さんが出演し、すみれの幼なじみの潔を高良健吾さん、紀夫を永山絢斗さん、女学校時代の同級生・君枝を土村芳さん、良子をアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さんが演じる。ほかに、お笑いトリオ「ネプチューン」の名倉潤さん、谷村美月さん、三倉茉奈さん、市村正親さん、中村玉緒さんが出演する。

 10月3日スタートで全151回を予定。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。

写真を見る全 18 枚

テレビ 最新記事