映画興行成績:「君の名は。」がV5 累計興収は111億円を突破

劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル (C)2016「君の名は。」製作委員会
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劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル (C)2016「君の名は。」製作委員会

 26日に発表された24、25日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、劇場版アニメ「秒速5センチメートル」(2007年)などを手がけた新海誠監督の約3年ぶりの新作「君の名は。」が5週連続で首位を獲得した。動員数は約63万7000人、興行収入は約8億6000万円と好調を維持。同作は公開から28日(22日付)で累計興行収入が100億円を突破したことでも話題を集めており、25日までの累計動員数は850万人、累計興行収入は111億円となっている。

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 2位は初登場作品で、09年1月に米ニューヨークで実際に起きた事故をクリント・イーストウッド監督、トム・ハンクスさん主演で映画化した「ハドソン川の奇跡」がランクイン。約17万3000人を動員し、累計興行収入は約2億2500万円をあげている。3位には大今良時さんのマンガが原作の劇場版アニメ「聲の形(こえのかたち)」(山田尚子監督)が入った。

 初登場作品では、4位に山田孝之さん主演の人気シリーズの劇場版第3弾となる「闇金ウシジマくん Part3」(山口雅俊監督)がランクインした。真鍋昌平さんの人気マンガが原作で、「10日で5割(トゴ)」という違法な高金利で金を貸す「カウカウファイナンス」社長の丑嶋(ウシジマ=山田さん)と、不良債務者たちの姿をリアルに描いている。また、7位も初登場作品で、歌舞伎俳優の中村勘九郎さんと堤幸彦監督がタッグを組んで14年にヒットした舞台を映画化した「真田十勇士」が入った。時代劇超大作で、猿飛佐助を演じる勘九郎さんのほか松坂桃李さん、大島優子さんらが出演している。

 1位 君の名は。

 2位 ハドソン川の奇跡

 3位 聲の形

 4位 闇金ウシジマくん Part3

 5位 怒り

 6位 四月は君の嘘

 7位 真田十勇士

 8位 スーサイド・スクワッド

 9位 シン・ゴジラ

 10位 超高速!参勤交代 リターンズ

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