堺雅人:柴咲コウへ大河バトンタッチ 三谷幸喜の脚本遅れ「スタッフ奪われた」と嘆く

「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に登場した柴咲コウさん(左)と堺雅人さん
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「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に登場した柴咲コウさん(左)と堺雅人さん

 放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」で主演を務めている堺雅人さんと、2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」で主演する柴咲コウさんが25日、NHK放送センター(東京都渋谷区)でバトンタッチのセレモニーを行った。堺さんは、撮影を終えた瞬間の感想を聞かれると「あまりないかな」と笑い、柴咲さんから「(クランクアップが)遅かったですよね。台本が……」と三谷幸喜さんの脚本の遅れを指摘されると、「撮影が終わる頃にはスタッフを『直虎』に奪われていた。(直虎は)台本が早いんだってね」と苦笑した。

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 この日、堺さんはスーツ、柴咲さんは役衣装で出席し、堺さんは「1年あっという間でした。撮影は大変でした」と振り返り、柴咲さんに「ご飯をいっぱい食べて頑張ってください」とエール。ドラマゆかりの地にちなんだ品を交換した。堺さんから和歌山県紀州・九度山(くどやま)特産の柿を贈られた柴咲さんは「立派な柿すぎて、本物のような気がしない」と目を丸くして驚き、柴咲さんから「真田丸」の文字と、真田家の家紋「六文銭」が描かれた静岡県浜松産の凧(たこ)を贈られた堺さんは「代々木公園であげたいと思います」とおどけた。

 「真田丸」は、三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけている。物語は、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた真田幸村が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描き、12月18日に最終回を迎える。「おんな城主 直虎」は、激動の戦国時代に男の名を名乗り、井伊家の家督を継ぎ“おんな城主”となった女性・井伊直虎の生涯を描く。17年1月8日にスタート。

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