注目映画紹介:「きょうのキラ君」中川大志&飯豊まりえの“カーテンの刑”に胸キュン必至

映画「きょうのキラ君」のメインビジュアル (C)2017「きょうのキラ君」製作委員会
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映画「きょうのキラ君」のメインビジュアル (C)2017「きょうのキラ君」製作委員会

 俳優の中川大志さん主演で人気少女マンガを実写化した映画「きょうのキラ君」(川村泰祐監督)が25日に公開される。中川さん演じる“キラ”こと吉良ゆいじと、飯豊まりえさん演じるヒロインの“ニノ”こと岡村ニノンが教室のカーテンの裏でキスする「カーテンの刑」のシーンが“胸キュン”と評判を呼んでいる。

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 「カーテンの刑」は、ニノが知らない男と仲よく話している姿を見たキラが「さっきの男って誰?」と言いながら、ニノの腕をつかんで教室のカーテンの裏に引き寄せてキスをするという場面。そのほか街中やニノの部屋などキスシーンが数多く登場する。

 原作は、「近キョリ恋愛」「午前0時、キスしに来てよ」などで知られるみきもと凜さんが2011~14年に「別冊フレンド」(講談社)で連載した少女マンガ。コミックスは全9巻で230万部を突破している。他人と関わることが苦手な“ニノ”が、学校で誰もが憧れる人気者“キラ”のある秘密を知ったことで、2人の仲は急接近。人生で初めて恋に落ちるたニノは、重大な秘密を抱えたキラを笑顔にしようと、戸惑いながらも同級生の矢部、キラの幼なじみ澪らとともに奮闘する……というストーリー。「L・DK」「海月姫」(共に14年)などマンガ原作を多く手がけてきた川村監督がメガホンをとり、ニノの父親役を安田顕さん、母親役を三浦理恵子さん、キラの父親役を岡田浩暉さん、同級生の矢部役を葉山奨之さん、キラの幼なじみの澪役を平祐奈さんが演じる。

 大ヒットしたドラマ「家政婦のミタ」(11年)で阿須田家の長男を演じて注目を浴び、今作と4月15日公開の「ReLIFE リライフ」と主演作が立て続けに公開される中川さんと、ティーン誌のモデルとして活躍し、最近では「MARS~ただ、君を愛してる~」(16年)、今作とヒロイン役が続き、4月1日公開の「暗黒女子」ではダブル主演を務めた飯豊さんの10代の旬なキャストが高校生カップルを演じているだけあって、同世代の共感、胸キュン度はかなりハイレベル。目立たないヒロインが学校一の人気者と恋に落ちる、どちらかが家庭や身体的に秘密を抱えているなど“胸キュン”映画の王道の設定をちりばめているが、主役の2人のフレッシュさや素かもしれないと思える豊かな表情を見ていると、どんな年代でも“胸キュン”必至だ。同級生役の葉山さん、キラの幼なじみの平さんなどもそれぞれのキャラクターを好演している。胸キュン映画を楽しみにしている人は押さえておきたい一作だ。25日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほかで公開。(細田尚子/MANTAN)

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