長谷川博己:TBS「日曜劇場」初主演で警察ドラマ 挫折を味わったエリート刑事に

日曜劇場「小さな巨人」で主演を務める長谷川博己さん(左)と共演の岡田将生さん=TBS提供
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日曜劇場「小さな巨人」で主演を務める長谷川博己さん(左)と共演の岡田将生さん=TBS提供

 俳優の長谷川博己さんが、「半沢直樹」「下町ロケット」など数々のヒット作を生み出してきた「日曜劇場」枠で4月期に放送される連続ドラマ「小さな巨人」(TBS系、日曜午後9時)に主演することが27日、明らかになった。警視庁と所轄の確執や警察内部の戦いを描いた完全オリジナルの警察エンターテインメントで、「日曜劇場」初主演となる長谷川さんは、警視庁の捜査1課長を目指してまい進していたが、ミスで出世街道を外れたエリート刑事・香坂真一郎を演じる。

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 ドラマは、警視庁捜査1課強行班1係長として活躍し、未来の捜査1課長間違いなしと呼ばれるまでの刑事だった香坂が、あるミスで所轄へと左遷されるが、やってきた所轄署には、小さな事件でも不器用ながら己の正義を信じて事件に挑む同僚たちがいて……という展開。警察という名の巨大組織でもがき、奮闘する男たちの戦いを描くエンターテインメントになるという。

 長谷川さんは「事件ものの刑事ドラマの枠にとらわれることなく見る方々それぞれの心に何かを残す普遍的な作品になると思います。数々のヒット作品を送り出したスタッフの皆さんとさまざまなジャンルの出演者がどのような科学変化を起こすか、私自身も楽しみでなりません」とコメントを寄せている。

 また、香坂のかつての部下で、警視庁捜査1課長付運転担当の刑事・山田春彦役で岡田将生さんも出演。ある“未解決事件”の捜査の指揮をとるべく、香坂と同じく捜査1課長を目指している刑事という役どころで、同局の連ドラ初出演となる岡田さんは「山田という役は、誰かを蹴落としてでも上り続けることしか頭にない、向上心の塊みたいな人間です」と説明し、「今まで演じたことがない役なのでとても楽しみですし、この役とともに長谷川さんに真正面から衝突していきたい」と気合十分だ。

 ほかにも、所轄署で香坂の同僚となるたたき上げの刑事を安田顕さん、異動先の所轄署の署長で前捜査1課長を春風亭昇太さんが演じ、駿河太郎さん、手塚とおるさん、木場勝己さんらも出演。さらに、香坂の刑事人生を大きく変える捜査1課長・小野田義信を“超大物俳優”が、ヒロインで人事課に配属された新人職員・三島祐里役を注目の若手女優が演じることも決定しているという。

 日曜劇場「小さな巨人」はTBS系で4月から毎週日曜午後9時に放送。

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